初めてのプレイから大好きな、わくわくする起動画面。
今回大変画像枚数が多くなっております。
Wi-Fi環境での閲覧をおすすめします。
前回までのあらすじ
第4ダンジョン最奥で守護神『ワッティー』を倒したウィル。
5つめの扉を開くために鍵を集めようとスタートしたウィルの冒険も、いよいよその目的地へ立ち入ることで終了のときを迎えようとしていました。
果たして、そこに何があるのか。誰も見たことのない扉の奥へと足を踏み入れるときが来たのです。
という、4つめの鍵入手を果たすことになった前回。
3月2日
行ってこいの圧
前回はセントロンの守護神、ワッティーを倒したところで終わりましたね。
4つめの鍵を手に入れたので、ピートの見立てが正しければ、いよいよ5つめの扉が開くかもしれない、というところでした。
ワッティーを倒したことで生成されたポータルを使ってダンジョンの外に出ると、いつものシーン。
4つめの鍵も無事に鍵穴に挿しこまれました。
そういえばこの鍵を誰か(橙色のモンスターの仲間とか)に狙われることはありませんでしたね。どうやら橙色のモンスターに守護神を倒す力はなかったようだし(戦おうともしてなかった様子)、鍵を手に入れたウィルを狙うのが手っ取り早いようにも思うけど。そう考えると、よくここまで無事だったなウィル。
4つの鍵が揃ったことで、5つめの扉に変化が。
閂が、開いていきます。
あの扉だ! いつもゲーム起動したときに見る扉!
ここのことだったんだ! うわああああ。
5つめの扉が開いた後、暗転して強制的にリノカに移動させられます。さすがにこれはリノカのみんなに伝えないといけないってことかな。
すかさず出迎えてくれるゼノンさん。
そうだよ。ピートにそれを言ってあげたらよかったんだよ!
ピートの運命が変わらず、ダンジョンで命を落としてしまっていたら、勿論ゼノンさんは止めなかったことを悔いることになっていただろうとは思うけど。
少なくとも、ピートの心の内は違ったと思うよ。信じてもらってたって事実があるじゃんよ。待ってるよ、帰っておいでよって言ってやんなよ。まったくもう。
ん?
でもちょっと待って、ゼノンさん気になること言ったな?
みちのだんじょん…?
よくわからない……
よくわからなくて怖いので、一旦デ・コラツィに行きます。
ワッティーを倒したことで、アイテムが増えているんじゃないかという予想。
やっぱりー。これで装飾品は全部買うことができました。実績も解除。
心を落ち着けるためにお店に帰ると、ピートがくれた図面が更新されていました。
ウィル、やったな。すごいぞ。
なんだか軽く脱力してますが、今持っているものを売って、その間に落ち着くことにしましょう。これからのことを考えないと。
5つめのダンジョンって……でも、バルカンフォージもデ・コラツィも、もうこれ以上ダンジョンのタブ増えないように見えるんですよね。実際デ・コラツィのタブは増えてなかったし。
装備はこのまま、次のダンジョンに挑めっていうことなんでしょうか。
どんなとこなんだろう……出張部屋でなんとなくの雰囲気を掴んでいた今までと違って、そういう情報が一切ないですしね。
悶々としていたらすぐにアイテムは売り切れ。本日の売り上げは589,000Gでした。
5つめのダンジョン、どうしよう?
準備できるのはポーション買うことくらいしかなくて、でもそれもまだ手持ちがあるしなぁ。
なんとなく決心がつかず、夜のリノカで住人とお話してみました。
それはあるだろうねぇ。ダンジョンの中に入ってアイテムを拾ってくる人が必要だし、そもそもダンジョンの中のアイテムだって無限ではないんじゃない?
いつかは尽きると思うけどなぁ……ノーコストで無尽蔵の恩恵を享受できることなんて、この世にあるのかな?
既に滅んでいるっぽい文明もあるし、遺跡からアイテムを失敬しているとしても、やはりいつかはアイテムが尽きることは想定しておかないと。
ウィルはそのへんのこと、みんなに説明していないのかな? 文明の中で暮らしていた誰かが遺していたメモとか、ピートがダンジョンを観察して得た知見とか、そういうこと。
あとペンダントとかの素人目に見ても大変特殊なものについては、これ以上出てこないんじゃないかな? ミラーやポータルは元々の数もそれなりに少なそうですし、確かペンダントはもう見つからないみたいな話を聞いた気がします。
あっ、そうなの!?
もう5つめの扉にチャレンジした人がいるのか。でも他の人たちは入れなかったんですね。
なんだろう。アイテムでいうと、ペンダントやポータルは、多くはないだけで他にも持ってる人はいるだろうし……。アイテムというより、鍵を開けた人しか入れないのかな? 認証された人だけが入れる的な?
なんだかすでにリノカでは5つめの扉について、少し調べられているみたいですね。ウィルしか入れないと言ってる……まだウィルは入ろうともしていないのに……これは、完全に行けと言われているやつですね?
準備もなく入っていいものなのか、わかりませんが。
扉の先へ
トレッタもいるしね。いつだってトレッタが一緒だったので、やってこられたってとこもあります。かなりある。
5つめのダンジョンも一緒! だからきっといけるとも!
味見ね? お試し。お試しだよ?
お試しで入ってみたものの、ロード中の暗転画面で、すでに音がめっっっっちゃ怖い……なにこれぇ。
そしてついに、足を踏み入れた5つめのダンジョン。
あの緑のスライム状のなにかが、あちこちに付着して見えます。
怖い。
ただでさえ怖い音、雰囲気。そんな中でさらに追い打ちをかける事実。
トレッタがいない。
トレッタがいない。怖い。やばい。トレッタがいないの本当にやばい(主にメンタルへ大打撃)。
廊下を進むと、たくさんの緑のスライム状物質。次元断裂の媒体というやつですね。
歩きながらトレッタの名前を呼ぶも、返事はなし。本当に怖い。
ビビり散らかしていると、
なんかいる。なんかいる!
なんか、ジンみたいな造形の人!(LoLのお話)
人……人かな? 死んでしまっているように見えます。
さらに奥に進むと、なにやら非常に不穏。
この床の模様には見覚えがあります。いつもロード中に画面に出てくるものです。
えー怖い。このプレイヤー視点だと見覚えのあるものが、ラストにぼろぼろ出てくる感じ。
部屋の隅には、どういう形状だったかもよくわからない、どうやら悲惨な状態になった大きな生物の亡骸が。一体なにが起きている……起きていたのか。
事実関係は一切わからないままですが、とりあえず怖い。雰囲気がすごく怖い。
巨大生物の亡骸を越えて奥に進むと、どうやらこの施設に関わっていた人たちが遺したのであろう記録がありました。
手書きのメモとかじゃなくて、機械的な記憶媒体が使われています。セントロンの文明で解析された次元断裂の技術といい、やはりこれまでの文明と比べると、進んでいるとか言うより、むしろ異質。
かなりの量なので、掻い摘んでいくと、こんな感じ。
彼らは次元警察という組織に追われているから、隠れなければという記述。
“4本のカギ”を使ってシャットアウトする。
このダンジョン全体が彼らの管理下にあったのは明白なようです。
シャットアウトした結果、内部で暴動が起き、殺し合いにまで発展してしまったようです。
内部は完全に壊滅してしまったようですね。それでここには死体が散乱していると……。
シャットアウトとか暴動とはまた別に、なにやらよからぬ研究も続けられていたようです。
記録を残していた彼らとは別の次元にあった技術で形成された人体生成の技術が、プロトタイプと呼ばれる、本来とは別の体を使う(操る?)技術と相性が良かったという記録。
これとは別に、ボスから新しい体の実験を要求されているという記録もあったので、そのプロトタイプとやらはボスのために作られる強い体なのでしょう。
うーーーーんメモがいっぱい。
記録を見る限り、彼らは次元警察に追われて隠れていたようです。普通に考えれば、警察に追われているのですからなにかしら悪事を働く集団だったのでしょう。
隠れている中で暴動が起き、味方同士で殺し合ったということですかね?
そして、ボスは新しい体(新しい体?)で、どこかにいたみたいです。殺し合いに巻き込まれていないのなら、存命なのでしょうか。どこにいるんだ、そのボスは。きっとピートを殺した橙色のモンスターが言っていた『ボス』ですよね。
ボスもだけど、というかボスは一旦いいから、トレッタはどこにいるの……
部屋のいちばん奥には、スライム状物質の渦のようなものが。
部屋の終点ですし、ちょっと触ってみるかと近寄ったら、
再開、邂逅、決戦
吸い込まれた! 怖い!
まだトレッタにも会えてないのに! ここめちゃくちゃ怖い!!!!!
うわぁなんか勝手に進まされ………
トレッタァァァアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!! ウワァァァン!!!!!
トレッタとの再会を喜び、さぁここからは一緒だと通路を進むと、すぐにカメラアングルが調整されてビビる。こういうのいちいちびっくりする。
中の人、ドアを開けて飛び出してきました。手足のある、ざっくりとした形状はヒトと似た雰囲気ですが、どうにも人間ではなさそう。
なんと、話せる。手前の部屋には言葉を操る人がたくさんいたので不思議ではないんですけど。急に生きてる何者かに話しかけられて動揺します。
でも、話し合いができる存在かー、なにもわからない状態だから助かる―と思ったら、
……武器持ってんなぁ……
これは、
ですよね。じゃなきゃそんなでっかい剣持ってないもの。
剣を強化したかと思ったら、
上半身は飛び回り、下半身はミサイル撃ってきます。どういう状態……。
元に戻ったら手に持った剣で攻撃開始。
基本的に近くを叩く攻撃ばかりなので距離をとれば弓で封殺できそうなのですが、こいつ足がめっちゃ速い。すぐに間合いを詰めてきます。
突進技もあるので、弓よりも近くでローリングを併用しつつ、槍で叩きます。
あと一息! 攻撃入った! と思ったら……
ん!? なに? ウミウシ???
確かに頭ににょろにょろあったもんな。青いしな(偏見)(いろんなウミウシがいます)。
ウミウシは、元居た機械の中に戻っていきます。
機械はスライム状の物質を吸い込んで、本体には亀裂が。
明らかに無理してるけど……絶対良くないことしおうとしてるじゃん。
肥大化したヴィミアール。どうやらこの状態のヴィミアールを倒さないといけないようです。
当然HPバーは新品をご用意されているお約束。
そしてさらに、
グーデルとゴンのときに見たやつだ! これはとにかくローリングでどうにかするしかありません。グーデルとゴン戦のときと違って距離が取れないので、必死にローリング。
痛い。ポーションがぶ飲みタイム来ました。痛い痛い。
しかも困ったことに、何故かトレッタが戦意を喪失して、攻撃してくれない! 何故なのトレッタ!
トレッタ、普段はこういう配置につかないんですよね。敵がいるときは、常に敵に向かっていくので大体敵とウィルの間にいる。
なのに今回はウィルの背後に控えているトレッタ。
……的な?
ここでなんと、ヴィミアールが次元を切り裂いてスライムを召喚。
切り裂かれた次元の切れ間から小さなスライムが現れます。大きいスライムはウィルの体を包み込んで足止めしてくるので、そのタイプじゃないだけマシではあるのですが、みんなにじわじわ攻撃されるとさすがにHPが厳しいので殲滅は必須。
さすがに先に片付けるかと思ったところで、トレッタが、目覚めてくれました。
トレッタが帰ってきたー!(パーティークラッカー100発くらい鳴らす心境)
スライムの処理をしていたら、再びちょっと可愛い攻撃。閉じ込めて衝撃波撃ってくるのは可愛くないんですけど。おへそで吸い寄せてぎゅってしてくるのちょっと可愛いからやめてくれ。
衝撃波は早くて痛いのでとにかくローリング優先。そしてちゃんとポーションを飲む! アクセサリが外れてHP上限が下がったら武器の持ち替えで直す! 大事!
あと少し。
あと少しで倒せそう。
倒し………た? 倒したか?
巨大化するときに吸い込んだあの媒体が溢れ出してしまった様子。
バグじゃないよね? 違う意味でも怖い怖い怖い。
3月3日
次元警察来訪
場面は切り替わり、ダンジョンの外。なんか、見慣れない姿の人たちとゼノンさんが向き合って話をしています。
ウィルは?
ウィルはどうしちゃったの?
え!
まだ、中にウィルがいるんじゃないの!?
そしてまさかこれ、例の次元警察か?
これ、未知のダンジョンにウィルが入っていったことを知っているから、時間稼ぎにゴネてくれてるのかなゼノンさん。信じて帰りを待ってるって、言ってくれたもんね。
次元盗賊という言葉に驚く一同。
そして吐き出されるのを待ち構えていたトレッタ。さすが。
なるほど。隠れたつもりでいたけど、彼らはトラップに引っかかっていて、そのせいで閉鎖空間で殺し合いをはじめてしまったということだったのね。
頭目のヴィミアールは生きているという情報は掴んでいた様子の次元警察。
しかし、ご安心召されよ。
次元警察に促され、見物人は解散。
ウィルとゼノンさんだけが残されました。
アッ もう協議が済んだみたいです。早い。次元警察仕事が早い。
大丈夫……?
トレッタは元の世界に返しますとか、そういう話にならない?(もうつらい)
トレッタのためにはそのほうがいいんなら、仕方ない……ウィル(少なくともプレイヤーのわたし)には止められないからそうするけど……でもそれはめちゃめちゃ哀しいし、もしトレッタに悪いことがなくて、トレッタも望んでくれるんなら、一緒にいさせてあげてはくれまいか……?
やっぱり知らなかったとは言え美味しい汁吸ってた分の咎は受けなきゃならんか……と思ったのですが、まさかの不問。
少なくともウィルはダンジョンの中に入って、偶然生まれたアイテムを採集しているわけではなく、文明の中にいた人たちが使っているものをくすねているという自覚はあったと思うんだけど。その辺は功績と相殺ってことで済ませてもらえるそうで、一安心。
うおおおお。すごい温情。ウィルがヴィミアールの発見と討伐に協力したとはいえ、リノカの事情酌んでもらえすぎるくらい酌んでもらえています。
めちゃくちゃいい人か次元警察さん?
次元警察さんたちの次元にお邪魔して英雄として生きる道もあるというお話。
でも、きっとウィルはムーンライターを守るんだろうな。少なくともゼノンさんがご存命のうちはね。お爺さんの気持ちもあるし、ムーンライターにいるんじゃないかな。
バイトさんを雇って、そのまま店を任せる! って旅立つ未来もなくはないだろうけど。
MOONLIGHTER、エンディングだー。
ダンジョンの造り主、そして使っていた存在は盗賊団の一族だったという話でしたね。そしてダンジョンの恩恵を受けていたウィルたちも、盗賊団の活動に加担してしまっていた。なんならウィルは文明の要と言える存在を倒してまわったりしていたので、事情がわかってから振り返ると結構な罪で捕まってもおかしくないくらいですから、次の犯罪を阻止したという名目でお目こぼしいただいたのは本当に幸運……。危ないとこだよ。
実際にゲームのエンディングを見ていたときはわかりませんでしたが、プレイ記録を書くにあたり動画を見返してみたら、未知のダンジョン内で倒れているたくさんの人たち、あれが『橙色のモンスター』なんですね。
みんな、オレンジ色の服(?)を着ていました。
こうして見ると、服というよりオレンジ色タイプのウミウシだったのかな? もしかしたらいちばん偉い、群れのリーダーが青ウミウシ、他はオレンジウミウシだったのかも。
プレイ中はビビり散らかしていて全くわかっていませんでしたけどね!
なるほど……なるほどねぇ……。なにかのハプニングか、どうにかして脱出したのか、彼らの一族のひとりがボスを外に出すために、鍵を集めようとしていたんですね。
ハザマ
エンドロールが終わると、ニューゲームの文字が。
さらに、すっかり忘れていたこちら。
!
次元のはざまとな!?
FF5!!!!! じゃなくって。
そう、これ、気になってたやつ。
以前、かなり初期の頃、わけもわからず入ってみてなにもできずに逃げ戻った、あのハザマの世界。それがDLCのようです。DLCも一緒に買ったことをすっかり失念していたもんですから、ここにきて、やっと点と点がつながりました。
なるほど~(謎が解けた顔)。
DLC同梱版買ったらわざわざDLCタイトル見て覚えてなくって、本当にここでやっと理解するっていう……こういうドジをどうにかしたい。
MOONLIGHTERを終えて
終わりました、Moonlighter。終わってしまいました。
本当に楽しいゲームでした!
お店番もアイテム拾いも、どちらも毎回楽しかった。
繰り返し作業ではあるけど、テンポよく進む工程と可愛らしいドット絵とで、全く飽きずに完走しましたね。
音楽も、どこに行っても毎回素晴らしいです。リノカ内でいろんなお店を回ると、それぞれのお店の雰囲気に合わせたアレンジに切り替わるのも、愛があってよかったなぁ。
リノカの世界観を感じさせてくれる、良い作りだったと思います。
そして同じく素晴らしいと思ったのが、ローカライズ。
お供してくれるモンスターのたまごたちの名前やアイテム、隅々まで日本語ネイティブが楽しめるように心を砕いていただいているなぁと感じましたね。
『これローカライズされているなぁ』という感覚がないままに遊べたのがすごい。それくらいに丁寧なローカライズだったと思います。本当にありがたかった。
Moonlighter本編は、今回で一旦終わり!
まだMoonlighter内でやりたいこともあるし、ご案内のあったDLCもやっていきたいと思いますので、またその際にはお付き合いいただけたら嬉しいです。
遊んでいる中で身に着けたり知っていったことをまとめた攻略メモはこちらから。
蛇足
未知のダンジョン突入~ヴィミアール戦闘開始までの動画を残しておきます。
これまで可愛い雰囲気だったMoonlighが突然怖い雰囲気に舵切ってくる様子と、それにビビり散らかす様をご覧いただければと思います。
本当にトレッタがいないの心細いんですよ……
今回はお前の力だけでやってみろ