こんな日もある。


目次
前回までのあらすじ
頼もしい仲間トレッタと、お店の売り上げで手に入れたアイテムたち。ほぼ万全と思われた準備で挑んだカタカッタの奥で、更なる強敵に倒されてしまったウィル。あまりに手も足も出なかった経験を経て、冒険者なら知っていて当然の防具のエンチャントという強化方法に辿り着きました。
Moonlighterの設備投資も進め、その甲斐あって店舗も拡充。ゼノンに言われたとおり店を守りながら、リノカの活気を取り戻すという使命も徐々に果たしつつあります。
いよいよ、あの強敵に挑む準備が整ってきました。
というダンジョン攻略への気持ちが盛り上がった前回。
1月16日
お店番と、ちょっと思ったこと
前回は布の防具シリーズLv.1のエンチャントを済ませたところでしたね。

画像だとわかりませんが、エンチャント済みの装備はキラッと光ります。大変良い気分。
一応後回しということで、すぐにはエンチャントを考えていない武器も、光らせたくなってきますね。やっぱりキラッとするものって、健康に良いですから(FF14の武器製作もこれが理由で一通りは頑張った)。
とにかく陽が高いうちはお店を開きます。
まずは今あるものを売り払い、今日の売上2574G。あまり手持ちのアイテムがありませんでしたね。
お次はダンジョン探索ですが、その前に、ちょっと気になっていたものを見に行きます。

それがこちら、弓。
槍装備になったことでリーチは伸びたのですが、やはり遠距離攻撃の敵相手には絶対的に届かない。武器を器用に持ち替えつつスマートに戦うことはわたしには無理なのですが、攻撃不可能武器持って一方的に遠距離攻撃されるよりは、一矢報いることができるものを持って可能性を残すのはいいことなのかなと思いまして。
案外見知った素材で製作できそうなので、欲しいものリストに加えておきましょう。
使ってしまったポーションSを補充していてふと思ったのですが……。
この世界の『緑色』って、これまでワープする不思議な装置・素材の色って認識でしたが、もしかして、魔法・魔力の象徴の色なんでしょうかね? エリスさんの髪の毛とか、同じ色。

探索の仕方についても考える
なんてことを考えながらカタカッタへ。
防具が現状では仕上がった状態なので、ポーションも節約してサクサク探索したいところ。
部屋の隅にあった冒険者の遺体から武器を発見しました。

ずっと冒険者の遺体からはポーションを拾っていたので、今回初めての装備品です。
お店に来る冒険者に装備品を商品として用意するのしんどいなーと思っていましたが、これを売ればいいのか!(倫理については一旦置いておくものとする)
いいよ、よく売ってるなにかの欠片みたいな素材だって元々はモンスターの肉片なんだから、いいんだよ……。
そして、この遺体からメモも発見。



ムーンライターの老店主、つまりウィルのおじいさんから話を聞いたという人のメモでした。
ウィルのおじいさんも、やはり自らダンジョンに商品を仕入れに行ってたからこの手の知識があったんですね。
でも、ウィルには教えてないんですよねきっと。こういうことが危ないから気を付けろ、みたいな話も含めて、ウィルは何も知らないもんなあ。
ウィルがダンジョンに興味を持ちすぎることわかってて言わなかったってことなんでしょうか。
カタカッタⅡまで進みましたが、やっぱりすぐにカバンがパンパンになります。
カタカッタⅡを探索したいときには、もうⅠのエリアはサッと通り過ぎてしまったほうがいいのかも? たくさんアイテムを拾ったところで、結局持ちきれなくてミラー換金になってしまいますし。
今は一応弓の素材が必要で序盤拾えるものが主だと思われますが、それが終わればカタカッタⅠはもう特別必要なものがない限りは隅々まで探索しなくてよさそうかなあと。
なんとなく、より深層のアイテムのほうが単価も高そうですしね。
これにて帰還。
1月17日
客の嫌な顔に嫌な顔で返す店主
はい、1月17日のお店番です。
早速墓泥棒ダンジョンで拾ってきた槍、売ってみます。嘘は吐いてない。
装備品を求めるお客さんが来たので値付けてみますが……

ええ~~~?
素材+バルカンフォージへの工賃考えたらこんなもんじゃない~???
そもそも、出来合いのもの買おうってんなら多少の手間賃は乗せてくれないと売る側の利益がさぁ……ブツブツ……。利益がないならそもそもお店が続かないんですよ!?
と、思いっきり嫌な顔してから値下げします。
値下げしたとこでこのお客さんは出てっちゃって、この値が適正なのかすら教えてくれないんですけどね!!!!! おとといきやがれ!(一応小声)
このお客さんはね、ポーションSも130Gで買ってくので利益還元とかそういうのない(材料費5G+製作費125Gなので儲け無し)。文句が止まらないムーンライター店主。
遺体から拾ってきたとかはこの時点で頭からすっぽ抜けてます。ご都合記憶喪失です、よしなに。
閉店まで売りに売って、今日の売上は10945G。

初の10000G超え。ありがたやありがたや。
ロックウォーリアー改めっちゃ怖かったんだもん
前回の探索方針を基に、カタカッタⅠをさっと通り抜けることにします。
防具も硬くなったので被弾もなんのその。避けられなくたって、硬くなればいいのさ。

軽々とロックウォーリアーを撃破し、素早くカタカッタⅡに入ります。
早々にボス部屋付近の印である温泉を発見。うーん。
他の部屋を探索しながら考えます。うーーーん。
どうしよう。どうやら防具はカタカッタ……というより、カタカッタを終えて次のゲンムンドを探索する段階に至った気がするけど……。
いけるのか………
いけ……いける…………のか……………?


やっぱまだ怖い。
1月18日
遂に増築
カタカッタⅡもボス部屋手前まではしっかりアイテム回収できたので、いい感じに売り上げも伸びる伸びる。
今日は10763Gを売り上げました。
これで銀のレジ買えるぞ! と思ったら、

いい設備を入れるには、まず箱から良くしないとダメとのこと。なるほどなあ。
仕方ないので、先にショップをLv.1にしました。

夜だけど大工さん来てくれました。


お店の中に入ると、

おお~。外観は変わってないのに中が広くなって、遂にムーンライターも四次元ショップになりました!
アレ……? この仕組み……ダンジョンと同じ……つまり大工さんは…………
細けぇこたぁいいんだ。とにかく売り場が広がったのは良いことだし、これで銀のレジ置けるんだから文句はねえやい。
と、自分に言い聞かせます。
ショップレベルが上がったことで、お客さんがチップはずみたくなる装飾品が置けるようになったとのこと。確かに、装飾品がどうのとグレードの説明欄に書いてありましたね。


それと、突然、商人手帳に価格が反映されないタイミングについての説明が表示されました。
確かに今までもあったんですよねこれ。
- 適正価格不明
- アイテムが人気状態
- お客さんはにっこり顔で買う
この条件が重なってるとき、何故か商人手帳に価格の履歴が載らないなーって思ってたんです(現状、布がこの状態になってる)。
なるほど、お買い物バーサク状態のデータは残らないのね。
今このタイミングでこの説明が出るってことは、ショップレベルが上がったことで、裕福なお客さんが来るようになるってことなのかも?
裕福なお客さん……楽しみですねぇ(ニチャァ
ぼったくり価格でも買ってってくれるかもしれないのか~と楽しみに思ってたらうっかり寝ました。
探索もせんと、ショップ改築して満足してただただ寝るという。時間勿体ない。
1月19日
睡眠大事
ウィルにとっては久しぶりの睡眠。清々しい朝です。なにしろ、いつも昼は店番、夜はダンジョンで寝てませんからねこの人。
ショップの売り場も広がったことですし、たくさんアイテムが売れるように仕入れも頑張りましょう。
ささっと済ませるといっても、やはり最低限立ち入った部屋の敵は掃討する必要がありますし、なによりボス戦は免れない。より深層を探索するために、時間とインベントリ節約の意味で直接カタカッタⅡに入れたらいいんですけどねえ。
今回もトレッタの大活躍がありました。
部屋のモンスターを全て倒して、さあ宝箱と思ったら、何故かトレッタがウィルから離れて宝箱へ向かいました。普段見ない挙動だったので、おや、と思って見守っていたら、

なんと宝箱はミミック。
トレッタにはわかるのか! すごい!

部屋内のモンスターを倒して宝箱を開けられる状態になると、必ず錠前が外れるアニメーションが入ります。これがなかった時点でおかしいと思わないといけないという話ではあるのですが。
毎回アイテムのことしか考えていなくて声上げて驚くので、今回はトレッタに助けられました。
ありがとうトレッタ。未だにどうして一緒に探索してくれるのかわかってないけど、本当に助かってる。
あと気付いたら、なんだかトレッタの攻撃力上がってるんですよね。
前は敵に与えるダメージが5で、トレッタ~可愛いな~と思ってたのに、今は11入るようになってます。ウィルの攻撃力上昇と併せて、トレッタの攻撃力も上がっているみたいですね。
こんなちいちゃいのに、ちゃんと成長して……なんて偉くて可愛いんだトレッタ。
おやつとかあげたい。
成長したトレッタの補助もあり、今回もカタカッタⅡ、ボス部屋以外の探索完了。宝箱も全部開けました。
ということでまた思考タイム。
装備が整ってるなら、負けもするけど勝てもする筈なんだよなぁ……。
なにかの準備をしようにも、もうこれ以上のウィルの強化はないんだよなぁ……武器のエンチャントは残ってるけど、受ける能力は揃っちゃったから、避けさえすれば絶対勝てる状態なのよなぁ……。
怖がってても結局いつかは倒さなきゃいけないんだし……。
よし、行こう。
再戦
あの失意の気絶帰還から一週間(ゲーム内時間)。

前回より装備は整ってる!
回復アイテムある! 大事なアイテムはポッケに入れた!
そしてなにより、相手がなにしてくるかはもう知ってる!
ウィルもトレッタも火力は上がってるぞ!!!!!



やれたーーーーーーーーーーー!
怖かったけど、もう最悪ウィルが攻撃避け続ければトレッタがやってくれるから、避けに専念するつもりでいました。そのやり方だと削り切るまでに3年かかるが。
勝利勝利。嬉しい。ロストしたアイテムも浮かばれるわ。
どうせここから進んでもすぐに帰還することになりそうだし、その場合またペンダント使用料上乗せされるんだからと、ここで帰っておくことにして、ペンダントを使用して帰還します。
振り返り中の今だからわかる注釈
前回カタカッタⅡに初めて入ったときにどうやらなにかしらのフラグが立ったらしいことや、スペシャルアイテム貰えたことをすっっっっっかり忘れています。ご了承ください。よっぽどロックウォーリアー改との再戦で緊張したんでしょう。
本当は、+100G程度のペンダント使用料をケチらずにカタカッタⅢに足を踏み入れておいたほうがよかったのである。
注釈終わり。
夜のリノカへ帰還。カバンがパンパンになるまで素材を拾ったのでバルカンフォージに立ち寄ったところ、弓が製作可能だったのでお願いしました。

しかも上位の弓である『狩人の弓』まで素材が揃ってました。勿論こちらも製作をお願いし、思いがけず弓も現状作れる一番強い状態に。ラッキー。

よかった~ロックウォーリアー改も倒せて弓も強くなったよ~とにっこにこで就寝。
お疲れ様ウィル。わたしも君をローリングさせてただけなのに、緊張で疲れた。
1月20日
昨夜は思いがけず弓まで上位のものを製作できましたので、いよいよ残すところは銀のレジと、武器2つのエンチャントのみ。つまりは金さえあれば現状最強になれる。
今回はかなりアイテムを拾って帰ることができたので、全部売りましょう。手持ちの中に製作に使う素材はないので、もう全部売る。

おっ。噂の裕福なお客さんだ。
好きなだけ散財していくがいい。

裕福なお客さんがきたら、高額品だけ残して他は棚から引き揚げたりしたほうがいいのかな。そしてその高額品の値を吊り上げて……とか? まあそこまでしてぼったくりたいかというと疑問だけれども。
ムーンライターはそういう暴利を貪るお店じゃないので。お客さんの笑顔が見たくて仕入れと値付け頑張ってるので。
それにしても……

お客さんが増えましたね。
来店人数ではなく、見慣れない人が増えていく。リノカに、また人が訪れるようになったってことでしょうか。この店がまたいろんな品を置くようになり、その噂を聞きつけた人がムーンライターに足を運び、その人たちがリノカを出入りすることで人の流れができて、それを商機に店舗やサービスが充実していって……と、緩やかにリノカの活気を取り戻すのに貢献できていたらいいんですが。
武器強化に使うかもしれないと在庫していたはんだごて(ルーン彫刻具)など、ある程度高額なものも売れたので、今日の売上は19981G。最高記録だー。

チップでの底上げも大きいですね。現在、チップは30%アップ中。
この売り上げ金で更なるチップを獲得してみせる! 銀のレジ、導入します!

銀のレジ単体でチップは20%アップです。怖い。税務調査入らない? 平気?
予定していた設備投資が完了したので、掲示板を見ながら次の設備投資計画を考えます。
ショップの次のグレードは……

『クエストカウンター』とな!? なにそれおもしろそう。
改築費60000G。
さすがに高額なので少し先の話になりそうなのと、どうやらまだ、お金があっても発注できなさそう。カタカッタをクリアしたらとか、次のダンジョンに入ったらとか、そんなところでしょうか。
出資先の情報は……

ショップに置く装飾品を扱うアンティークのお店とのこと。タイミングを確認していませんが、もしかしたら装飾品を置けるようになったショップLv.1に改築した段階で出資可能になっていたのかもしれません。
お楽しみの銀行は、まだ出資不可。こちらもストーリーがもっと進行してからでしょうかね。金額から、ショップLv.2の改築よりも後の段階なのかも。
まとめと次回抱負
今回は区切りがちょうどよいとこなので、ここまで。
無事にロックウォーリアー改にリベンジできて本当によかった……見下ろし2Dでもアクション下手くそプレイヤーは普通に死ねますのでね。油断大敵です、本当に。
弓の製作もすんなり、しかも思ったより一段階上のものまで完了しましたので、次はいよいよダンジョンの更に奥、カタカッタⅢ探索をメインの目標にしていきたいと思います。
武器のエンチャントが済めばカタカッタ最強装備になると思われますので、探索を目標にしつつも、あわよくばカタカッタの踏破も狙いたい……狙いたい……けど、どうだろう。
トレッタに頑張ってもらおう。
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