リアルでもこういう場面で駆り出されるのでお任せあれよ。
前回までのあらすじ
誰の侵入も許されず、立ち入り禁止とされていた第4のダンジョン『セントロン』へ、遂に足を踏み入れたウィル。中に広がっていたのは、やはりこれまでに見たこともない未知の文明の姿でした。
ピートの遺していたメモにあった『橙色のモンスター』。それは一体何者なのか。
鍵を守る守護神。ダンジョンとは何か。
これまでよりも一層協力になったモンスターたちを打ち倒しながら、様々な謎に思いを馳せ、ウィルは4つめの鍵を求めてダンジョンを探索するのでした。
という、セントロン初潜入となった前回。
2月23日
メモ魔ピート
前回はお店番を終えたところでしたので、売上金でダンジョン攻略の支度をしましょう。
まずはバルカンフォージへ。装備を更新します。
エンチャントはお金が足りなかったので、胸当ての方だけお願いしました。
装備の強化、残すところ、防具はブーツのエンチャント、武器は槍・弓2つの製作とそれぞれ3回分のエンチャントですね。
まだ少し、時間とお金はかかりそう。稼がねば。
お金と素材のために、今日もセントロンへ行きましょう。
今日のセントロンでも、また新たな厄介モンスターを発見。
はじめのうちは、なんでもない……むしろなにもしてこないんですけど……。
すると、近寄ってきて、明らかな攻撃モーションに入り……
攻撃してきたなーと思ったんですけど、よく見ると新しいスライムが生まれてるの、わかります?
さっきまでメカブラッチしかいなかったのに、スライムが増えてる。新たにモンスターを生み出すのか、倒した分を補充するのかわからないんですが、とにかく厄介。
最優先討伐対象です。
セーフゾーンに入りました。メモをチェック。
うん。ピートは、知りたくてダンジョンに来ている人ですもんね。まぁそうだと思う。こんなに、調べて考えたことをメモに遺してくれてるんだもん。
自分の命が終わろうってときに、ダンジョンの謎の解明を誰かに託そうと思うくらいだからな。
そしてここで実績が解除されました。
ピートのメモを全部読んだ実績のようです。
えー! もうピートのメモ、新しいのないのかぁ。
楽しみにしてたんだけどなぁ……。まぁでもそれだけストーリーが終盤にかかってるってことですよね。ピートの目標だった、ダンジョンの謎解明まであと少しのところにきているのかもしれない。頑張らないと。
再びアンピィーを倒して、セントロンⅡへ。
アイテムがいっぱいなので、できれば転送宝箱を見つけたいところです。
転送宝箱じゃなかった……これは、“モンスターが出るけど、宝箱も出る装置”。
ただ、宝箱の中身に転送の呪いがかかったアイテムがあることも考えられますので、一応装置を起動し敵をせん滅、宝箱の中身を確認しました。まぁ全然なかったもんだから荷物はパンパンですよね。
目当てのものはないし、なんとか商人のミラーも使いつつ荷物のやりくりしながら歩いていたら、緑のあいつも出てくる始末。時間がかかりすぎましたね。
もうペンダントで帰るか、ポータルを設置するか……。どちらにしろ帰ろう。音怖いし。
とりあえず宝箱は100%開けることができたので、温泉部屋を目指しました。ポータル置くなら、なんとなく安全な部屋がいいですしね。
辿り着いた温泉部屋で、メモを発見。
どうも、ダンジョンにはまだ未完成の、なんだかすごい技術が使われているらしい。ダンジョンの仕組みについて、ここまで解析することができた文明は初めてですね。多分、相手(ダンジョンの造り主、或いはダンジョンの使用者)に、最も迫ることのできた人たちなのではないでしょうか。
このセントロンという文明もまた、高度な技術を持った文明だったんでしょう。だからこそ、自分たちがなにをされているかわかったし、相手がどんなことをしたかも推測できたと。
次元断裂……このダンジョンで起きている現象は、遠く離れた場所同士をくっつけるというレベルではないことがサハイヤで明らかになりましたからね。カタカッタ、ゲンムンドまでは遠く離れた国のこととされてもまだ納得できなくもなかったですが、サハイヤは惑星単位で別の場所であることが明らかでしたからね。太陽3つはさすがに星が別。
次元をぶった切って繋いでいるというのが、このダンジョンのからくりだったということが、セントロンのおかげで判明したということですね。すごい、セントロン。
なんだか壮大なお話になってきましたが、もうとにかく荷物がいっぱいいっぱい。
今回はポータルを設置して帰ることにしました。
さすがのお値段。
ですがこれで、次は手ぶらでセントロンⅡのボスに会うことができます。
恐らく今回拾えた素材で武器が作れると思いますので、tyととは戦えるんじゃないかなと。
2月24日
セントロンⅢに至る
バルカンフォージで素材を確認します。
いけるよねアンドレイ?
槍も弓も製作可能(武器は下位装備を除いて素材が共通です)(特殊効果のついた武器はこの限りにあらず)。いいですね。あとはお金があれば大丈夫。
叩き売りならお任せあれということで、製作に必要な素材は確保して、早速持ち帰ったものを店頭に並べます。売り捌いたらぁ。
引き続き、クエスト依頼用として、5個セットが作れたアイテムについてはプールしておきます。
やっとセントロンⅠ、Ⅱで拾えるアイテムは概ね適正価格が判明してきたところですかね。これがわかるまでのところは価格調査自体が楽しいし、適正価格がわかったら、今度は大儲けするのが楽しいです。お店ゲー好きだなぁ。
本日の売り上げは582,400G。1日で100万G売り上げるのも夢じゃない気がしてきます。ムーンライターでいちばんの豪商になろう。
売り上げで装備製作を終わらせてしまいましょう。
素材も足りてるし弓も作るぞと思ったら、
久々に見た、コインが足りないやつ。
気にして見ることがなくなっていたんですが、製作費がやばい。512,000Gもかかってました。そりゃあ2振り作ろうなんてわたしの驕りでしたわ。すみませんでした。
すごすごと退散。
エンチャント費用については1回分可能でしたが、ポータルの費用が1回60,000Gだったことを考えると、その額は最低限お財布に入れておきたいですよね。ダンジョン内でミラー使って必要額を稼ぐのも大変だと思うし、ポータル使えないからペンダントで脱出してセントロンⅠから入り直し……という事態は避けたいので。
ということで、ポーションの補充だけしてセントロンに戻ることにします。
ポータルでダンジョンに戻ると、フロアの構造はポータル設置時と変わらず、宝箱の中身も引き継がれます。
つまり、再度フロアを探索しても、モンスタードロップ分しかうまみはないということになります。もちろんそれでもかなりの金額にはなるのですが、今は2ボスに会うことを優先することにして、ボス部屋へ直行。
1ボスはアンピィー、2ボスはボルティー。アンペアとボルトということか。
ダンジョンのモチーフと関連して、電気に関するお名前だったのね。
びっくりする、急にそんな。
でも攻撃は1ボス同様、そこまでシビアなものではなく、落ち着いていればわたしでも避けられる感じ。
なのですが。
こいつ、すごく体力が多い(体感)。
こっちの武器が未完成だからか、随分と時間がかかります。削っても削ってもまだある。
長かった……焦らされるような攻撃もなく、割と単調だから余計に長く感じたんですかね。かなり長いこと戦っていた気がします。
やっとの思いでセントロンⅢへ。
セントロンⅢに来ると、いよいよその辺にいるモンスターが硬い。
倒すのに時間がかかる分、ダメージも受けやすくてだいぶ不安です。ボス戦後なのでシールドも欠けているので余計に体力の削られ具合が怖い。
いつでもポーションを使えるようにRT構えながら探索を進めていると、温泉部屋を発見。
助かるぅ。
回復する前に、メモを確認します。
すごい。セントロンの人たちすごい。
本当にこのダンジョンの謎に迫っていますね。この発見によって、あの緑のスライム=次元をぶった切ってくっつけてしまう作用(次元断裂)の媒体だと判明しました。特定班グッジョブ。
じゃああの緑のモンスターはなんなんでしょうかね。その媒体の集合体みたいな見た目ですけど。怖いな。そんでなんであんな怖い音出してウィルのこと追っかけてくるんだろう。怖いな。
どうしても一部屋のモンスター殲滅に時間がかかってしまうので、
お邪魔虫ですねぇ。
なにしろ倒せないし、いつかダンジョンの謎を解き明かせたら、倒せるようになったりするのかな?
とりあえず近場にセーフゾーンがあったので、そこでマップを確認。
温泉部屋の真反対の部屋ですが、ここにポータルを設置しましょう。まだ次の探索で守護神に会うことにはならなさそうだし、ここでも問題はないでしょう。
やっぱりポータル代はお財布に入れておいて正解でしたね。今後も最低80,000Gは持っているようにしよ。なにかあったときのためにはね、やっぱり現金が強い。ポータル現金のみだからな。
2月25日
大台突破
とにかく今は現金が必要です。
ムーンライターに直行して、すぐに開店準備開始。プール資産にもなっていた、サハイヤの素材もいくつかは売ってしまうことにします。ショップ改装も含めた設備投資にはもうお金がかからないし、残るは武器製作とエンチャントにしかお金使わないのでね。クエスト依頼も、アイテムが手持ちになければ断ればいいでしょう。
全力金策だ。
プールしていた分と持ち帰った分を売り捌き、本日の売り上げは、遂に100万Gを超えました。
さすが、最終ダンジョンのアイテムとサハイヤとっておきアイテム。
すごいなぁ。最早1,000G未満がわからなくなりました。小銭の勘定を雑に扱うなよウィル。小銭に泣かされることになるぞ(山姥格言)。
はじめの頃には数百Gで喜んでいたのにねぇ。ムーンライターもでっかくなったもんだ。感慨深いです。
途中、マサの泥棒なんかもありましたけどね。それにもめげず、1日100万G売り上げるようになったウィル、偉い。偉いよ。
泥棒のマサ、あいつ入口脇のアイテム狙ってダッシュでお店の外に逃げようとしてたからね。戦略立ててくるんじゃないよまったく。
ヒヤリハット報告
バルカンフォージに向かう前に、道ゆく人とお話してみます。
セントロンが開放されてから、お話してなかったのでね。
あーーーやっぱり? いいねぇ。
ムーンライター、さすがリノカ最大のショップ。ついにリノカを代表する大繁盛店になれましたかね。まぁ、でもね、こればっかりは自覚あった、うん。売り上げすごいもんだって。
気分を良くしてバルカンフォージで最後になるであろう、製作依頼を。
よろしくお願いします。
これでついに、装備品の製作は全て完了。
ありがとうアンドレイ!
リノカに最初に出店してくれたのはアンドレイだったね。懐かしい。500Gで出店してくれたの、忘れてないよ。
続いて、ウィッチハットでエンチャントも済ませます。
武器は槍、弓ともに一段階ずつエンチャントしましたが、お金と強化クリスタルが不足していたので一旦ここまでですね。ウィッチハットにはもうちょっとお世話になります。
またお金と強化クリスタルを集めに、セントロンに戻りましょう。
もう本当に、あとエンチャントが済めばお金を使う用事はほぼなくなるんですよね。ポーションくらい?
なんだか、いよいよラストに向かって突き進んでいる気がします。強化クリスタルっていう超基本的アイテムが足りてない奴がどの口で言ってるのかって話なんですけど。
ポータル設置用の所持金がちゃんとお財布に入っているのを確認して、セントロンに戻ります。今回はお金と強化クリスタルが目当てですので、これまで同様、フロア全域のモンスタードロップを狙っていきましょう。強化クリスタルはモンスタードロップからしか入手できませんのでね。
サハイヤでは結局燃焼ダメージを防ぐ指輪を拾えなかったので、セントロンでは是非とも拾いたいところですよね。電気が痛い。ボス戦、守護神戦はともかくとして、道中のモンスターたちとの戦いやオブジェクトとして設置されてる帯電水たまりのビリビリダメージがね、痛いんですよ。
ゲンムンドでは毒無効のドクケシリングにかなり助けられていたんだなぁ。というか、カタカッタとゲンムンドで指輪を拾えたのがラッキーすぎたのかも。
なんて思いながら進んでいると、考え事している場合じゃなく痛い。指輪欲しい。
こういうときはケチらず、しっかりポーションを飲んで、飲ん………
ない!!!!!!!!!!!
どうやらポーションの補充を忘れてきた模様。
確かに買った記憶はない。それだけははっきり言える。
これはダメです。準備不足、本当にダメ。
これは帰る以外の選択肢がありません。指輪欲しい気持ちもあるので、もうペンダント使って入り直すことにします(入口からの入り直しでセントロンⅢの宝箱がリセットされるので、装備入り宝箱を引きたい気持ち)。
その過程で、お金も強化クリスタルも貯まるでしょう。
2月26日
いつまでも、あると思うなHPポーション
あー怖かった。
ミスはありましたが、お金とアイテムが無事でよかった。と思おう。
ポーション補充と、ついでに槍のエンチャントを一段階済ませて、ムーンライターへ。状況は1ミリも変わっていないので、お金が必要です。
今日はクエスト依頼の期日でもあるので、どちらにしろお店は開けないといけませんしね。
クエスト依頼アイテムを無事納品し、少し持ち帰れたアイテムを売り捌いて、本日の売り上げは233,640G。めちゃくちゃ時短営業だったのに……恐ろしい、単価の力……。
これが大事なのよ。76,000Gなんて、効果を考えたら安いもんですよ。
エリスさんありがとう。裏にいるスライムは千切らないであげて……生きながら千切り続けるなんて……。
作ってもらったポーションを携えて、またセントロンⅠから入り直します。なんとか、なんとか耐電の指輪(予想)を手に入れたい。きっとあるに違いない、幻の指輪!
メインの探索対象フロアではないセントロンⅠでもしっかり電気が痛い。やっぱり早くカタをつけられるようにならないと、結局被ダメージ量がなかなか減らない。なにしろ避けられないので(プレイヤースキル問題)。
なんならボスがいちばんダメージ受けないかもしれない。そのくらい、セントロン内の小さいモンスターが群がって来る+遠くからのビリビリ攻撃されるのが痛いですね。指輪欲しい。
セントロンⅡでは、牧場の仲間になるたまごを2つ入手。ようこそ牧場へ。
これにより荷物のやりくりが更にやり難くなってしまったので、このフロアでポータルを設置することにしました。
行ったり来たりになってしまうけど仕方ない。たまごとお金(になる素材アイテム)は、大事!
リノカに帰還して、今回はここまで。
まとめと次回抱負
ポーションを持って出かけないとかの人為的なものもありましたが、とにかく転送宝箱を引けていないのがキツいですねぇ、セントロン。家に転送してくれる呪いのアイテム(呪いというか、もはや神の祝福なんですけど )も、ほとんど出てきません。
セントロンはその辺が厳しいのか、或いは単純にわたしの運の無さか……運な気がする……。
運の無さは生来のものなので、なんとか付き合いながらやっていくしかないけど、もしかしてこのパッシブ、ローグライクにめちゃくちゃ不向きなのではという今更の気付き。
次回は武器のエンチャントを済ませて、装備の強化を完了したいですね。
そして、そろそろセントロンの守護神の偵察にいきたいところ。
頑張りましょう。
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