もっと良い未来はなかったのか……。

伝言係としての使命を全うしたにとくんは、遂にロミアにキナイ・ユキの死を伝えました。
彼の死を信じられないというロミアに、今もナギムナー村で生きている『キナイ』に会わせてくれと懇願され、ロミアと一緒にナギムナー村に戻ることに。
あ~会っちゃうのか~……と気分も重いまま、ふたりを引き合わせることになったところまででしたね。
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また本記事ではDQ11Sのネタバレを含みます。DQ11S未プレイのかたは本記事の閲覧に際してはその点にご注意ください。
会えてよかった
対面
前回、キナイの家の前で例のツンツン女の言動に腹が立ち、家を出たところからしじまヶ浜に入ったところでムービーが始まってもまだブツクサ言って怒っておりました。相当腹が立っていたようです。
しかしまあそこは一旦置いておいて。
とにかくキナイをしじまヶ浜に連れてくることには成功。隠れてもらっていたロミアが岩陰から呼びかけると、特に疑う様子もなく応えるキナイ。
この夜の時間帯に、海に浸かったまま岩陰から話しかけてくる人影普通に怖くないのかキナイ……? やはり警戒心が薄いか。
月明かりの中、ロミアの姿があらわになると、動揺するキナイ。

そしてその様子を見て、表情を暗くするロミア。

紙芝居の絵でもそうだったけど、この笠はキナイ・ユキが使っていたものか、或いは同等品なんでしょうね。他の漁師が被っているところを見ていないし、月の光が遮られていた段階でロミアがニコニコしていたのは、この笠を見て、目の前に立っているのがキナイ・ユキだとまだ思えたからか。

キナイの口から、キナイ・ユキの死が語られ、彼の墓が指し示されます。どうしようもない、圧倒的な現実ですね……。
人魚には墓を建てる文化はあまりなさそうに思えるけど、概念としては理解があるのかな。

ロミア泣いてる……いやもうつらいわこんなの。


長命種と人間が一緒に在ろうとするとき必ず問題になる、この時間の流れの差ね。単純に生きる時間が違うのに加えて、時間感覚も違うというのがもう……。
人間が暮らす陸の上と、人魚が暮らす海の底じゃ時間の流れが違うとかもあり得そうだしなぁ。浦島太郎でもやってたよ、それ。
哀しみのどん底にいるだろうに、にとくんに感謝を伝えてくれるロミア。お礼の品は白の入り江に置いてきたとのこと。
お礼の品ってなんだっけ……もういいよそんなこと。そんなのよりロミアが哀しいことのほうが問題だよ。
そしてその話が終わると、突然、

え、どこに? 帰る?
ベールを羽織り、哀しい歌声を響かせるロミア。
お別れの歌みたいなことかなと思っていたら、

ロミアの尾ひれが、

人間の脚に。
えっ! ここ本当にびっくりしてデカい声出た。
人間の脚を得たロミア、よろよろしながらもキナイ・ユキの墓の前まで歩き、自らの声で、言葉で、ずっと待っていたと伝えました。

これは、言葉だけの意味じゃないよね。ずっとキナイ・ユキのことを好きだった気持ちが変わらなかったという意味だよね。
そして尾ひれを捨てて人間の脚を得た人魚がどうなるかで言えば、さっきの『もう行くわ』は、キナイ・ユキのところへ行くわということか……えええええロミアー……そんなの哀しいよ……。

キナイ・ユキには、そっちはそっちでナギムナー村という呪いのような重い重い枷があったからね……。どうだったら幸せだったのか、その転換点は『キナイ・ユキがナギムナー村から解放される』という一点だったように、わたしは思う。
最後にこの言葉を残して、ロミアは自ら海へと戻り、泡となって消えてしまいました。

なにこれぇ(号泣)。
プレイ時もボロボロに泣いてたけど見返して文字書いてる今も泣いてる。なにこれ。
キナイ・ユキの手紙
プレイヤーわたしがべそべそになっていると、急になにか思い出すキナイ。

あ! 絵でしょ!? 絵だよね!? 今度こそ絵だね?
浜から小屋に向かう間にも考えたんですけど、本当にさ、どうしてナギムナー村の人たちはここにキナイ・ユキを閉じ込めたんだろう?
ボロ船ひとつでいいから与えてやって、もう戻るなって追放するのでよかったじゃないか。どうして閉じ込めてまでここに置いたんだろう。罰のつもりだったんだろうかね。本当にね。いちばん残酷なことをしたよね。
小屋の中には、キナイ・ユキが絵を描いていた痕跡がたくさん。

小屋の中のエリア表示も、『キナイのアトリエ』となっています。確かにちょっと前、キナイもキナイ・ユキの小屋のことをアトリエって呼んでたな。
そして部屋の中央には、目隠しされた絵が残されていました。

被せられていた布をとると、

ロミア……。
この世界には写真もないし、もう二度と会えないロミアを記憶に留めておこうと絵を描いていたんだろうな……。

イーゼルの裏に手紙が残されていました。当然、キナイ・ユキが書いたもの。


おいいいいいい! キナイのお母さんも、キナイも、こんな大事なものなんで今まで気付いてないの!
これをロミアに読ませてあげられなかったの一生の後悔だよおおおお!!!!!
手紙の内容としては、
『村長とダナトラの夫が亡くなった数日後、ダナトラが赤ん坊を抱いたまましじまヶ浜の崖の上に立っていた』
『生きる希望を失ったダナトラは身投げした。ふたりとも助けようとしたが、赤ん坊しか救えなかった』
『ロミアとの約束を忘れたわけではなかったが、赤ん坊には自分が必要だと感じたこと、自分だけ幸せになるなんてできないと考え、村に残ることを選んだ』
『再び悲劇が起こらないよう、村に伝わる人魚の呪いはいましめとして残しておく』
『自分にはもうロミアを迎えに行く資格がないが、変わらずロミアを愛している』
ていう。
……………も~~~~~~~。
も~~~~~~~~~~~。
もどかしさで言葉にならない(そして号泣)。
いやちょっともう……は? え、なに? はぁ?
本人たちはひとつもすれ違ってないのに、周りが要らんことしたせいで悲劇になってるだけじゃんこんなの~。もう~。馬鹿どもがよぉ~(哀しすぎて口が悪……アッ いつもだった)。

キナイも、真相を知ったことで、じぶんの出自についての向き合い方が変わったようです。よかったね。
これでひとまず、ナギムナー村と人魚という関係を巡るお話はひと段落か……と言いたいところですけど、またちょっと最後の最後で、おやと思うところがありましたね。
キナイが言っていた『人魚の呪いの真相』の中で、紙芝居の顛末として語られたキナイ・ユキが赤ん坊を得るまでの時間は、キナイ・ユキが幽閉されてから10年後とありました。
しかし実際キナイ・ユキが残した手紙の内容によれば、幽閉されてから数年後に嵐が来て、赤ん坊を助けている。
この差って、なんなんだろう?
当時を知っているのと、嘘をつく理由もないのでキナイ・ユキの手紙の内容を正とすると、ダナトラの結婚と出産は当初思っていたよりも早かったようです。
これ、村長である父親の差し金だったんかな……。望まぬ結婚、本来の意中の相手とは添い遂げられない、その中でもなんとか我慢しようと思った矢先の父親と夫の死、となると絶望するのもわからんではない。
自分がキナイ・ユキと結婚できなかった(別の男と結婚させられた)原因になる人物が突然いなくなって、じゃあ我慢しようと決意して子供まで産んだこの現実ってなんなんだ、と思えても不思議はないのかも。
まあそれでもわざわざしじまヶ浜で身投げするというのが、なんとも示唆的というか、あえてそこでせんでもという気がしないでもない。ダナトラはワンチャンに懸けたんだろうか。
キナイ・ユキが命がけで自分を助けようとするかどうか、少しでも期待したんだろうか。命は救われなかったけど、キナイ・ユキが助けに来たのは見ることができたんだろうか……。
いや本当に、なんなんだよ……。
キナイがじぶんのルーツについて正面から向き合えるようになって、ポジティブな気持ちを持てるようになったのなら、本当にそれだけが救いですね。
そしてポジティブになったと言えば。
まあポジティブとは違うんだけども。


そうだよ。それだよ。それでいいんだよ!
そこから『心配だから話せることだけでいいんで、ちょっとお話でもどう?』ってつなげていけばいいじゃん。普通の会話をしろ普通の!(近所に住んでもいないお節介ババア健在)
それはそれとして、確かにキナイの様子は確かに心配だけどな……人魚に会いに行ったりしねえだろうな。
ナギムナー村、少しは進歩したのかな! きっとな!
クラーゴンもいなくなって平和になったし、外部の人とも交流しながら健全化していってほしい。
村の入口にてまた新しい話が聞けそうだったので、商人のおじさんと会話。


ああ~。なんか……なんかあったなあそれ!(DQ11S再プレイ始めてから100回以上は言ってそう)
でも多分まだ先のお話だよね? 多分ね?
真珠の販売も再開したようなので、使うかわからないけどちょっとずつ仕入れてからナギムナー村を発つことにしました。
ロミアが置いていってくれたお礼を受け取りに、白の入り江に向かいましょう。
ロミアのお礼
白の入り江、以前ロミアが座っていた場所には宝箱が置かれていました。
旅に必要なものなんだろうしありがたいけど、でもロミアが生きていてくれるほうがよかったな……(まだ泣いてる)。
もっとこう、ねえ、なんとかならんかったのかねえ! ああもう!
宝箱の中身は、マーメイドハープ。

更にロミアは手紙を残してくれていたようです。

にとさんへ
アナタがこの手紙を読んでいるということは、私の身に何かが起きたのでしょうね。
最後まで迷惑をかけて、ごめんなさい。
にとさんは、私が知る人間の中で、キナイの次に優しい人です。
お約束通り、アナタを海底へお連れします。
手紙と一緒に入れたマーメイドハープが、アナタを未知なる世界へ導くでしょう。
ソルッチャ運河を抜け、内海の中心にそびえる光の柱で、ハープを使ってください。
不思議な形の岩場が、その目印になりますわ。
海底王国に着いたら、私は幸せだと、女王さまによろしくお伝えください。
本当にありがとうございました。
ロミアより
ナギムナー村の連中に読ませてやりてえなこの手紙。読ませないけど。
死を前にしても他人を気遣うロミアと、そのロミアたち人魚を(自分が何かをされたわけでもないのに)化け物扱いする人間と、どっちが心なく想像力に欠ける生きものなのかって話。
それこそロミアは(人魚にそういう力が実際あるのかわからないけど)、よくもキナイとの仲を引き裂いたなって、村人呪い殺したっていいレベルだと思うよ。
ハァ~~~~~………………やるせない。

本当にね。ロミアは優しかったよね。
あ~も~、今からでもナギムナー村焼くか……?
今全く大樹とかどうでもよくなっているプレイヤーわたしですが、カミュはそういうの許さないみたい。

感傷的になるシーンではカミュがストッパーなんだな。なんかふたりでいた頃はもっとすご~く優しかったイメージがあったけど、仲間が増えたことでバランスをとろうとしてくれているのかもしれない。
わたし程は湿っぽくならないながらも寄り添う方向のシルビア、セーニャ。
哀しいのはわかるけど進みなさい系のカミュ、ベロニカって感じかな。
このタイミングでは話を聞けなかったけど、最近加わったマルティナ、ロウのふたりは、落ち着いた距離感から見守ってくれてる(感情整理も委ねてるような)雰囲気なのかなと勝手に思ってます。なんかこう、人生の先輩度が高くて。
改めて、バランスのとれた良いパーティーじゃないか。ひとりめそめそしているわたしと連帯責任にとくん。
ところで。
この記事の頭の画像のとこにも添えた疑問なんですけど、ロミアに真実を話すかどうか、あの選択肢って、結局この結末に影響したんでしょうかね?
白の入り江で、ロミアが永遠にキナイ・ユキを待ち続けるという結末になったんだろうか?
それはそれで不幸だけど、ロミアの命は助かったんだろうか……。
いやだ……調べたくない……知りたくない……でも気になる……。
海底王国行く前に
カンダタ一味討伐
ロミアの手紙にあった、内海の光の柱。
そう。これね、船に乗れるようになってすぐ、「あ~これなんだっけな~なんかするんだよなこの光」と思っていたものです。そんなんばっか。
場所は地図にもしっかり載っているので、わかりやすいですね。
迷うこともないでしょうからすぐ海底王国へ……と思ったのですが。内海に戻るということで、ちょっと残しておいた用事を片付けたいと思います。

ダーハルーネを出航して北東にある、この島。地名としては『デルカダール地方・南の島』です。
そう。ここにいたんですよねぇ、怪人タイプの中ボスっぽいのが。明らかにカンダタ一味ですよ~という見た目をしたのが。

最早ファンサービスの様相を呈している彼ら。わかりやすくてありがとうねえ。
ダーハルーネで船を手に入れた直後にこの島に来て彼らを目撃していたんですけど、まあ今じゃなさそうだなと思ってそっとしておいたんですよね。記事でもスルー。
ただ、何故ここに突っ立ってるのかよくわからなかった(仮定)カンダタ一味について、ソルティコで情報をいただいているんですよねわたくし。

海賊稼業に勤しんでいるようですが、今回はちょっと規模がデカいな。いや、最初は王様の金の冠を盗んでいたので、それがいちばんデカい仕事なんでしょうけど。
商船を襲うって、かなり人員が必要そうな仕事かなって。どっかの海賊団と共闘したんかな。
見たとこ、いつもの4人組だし。
とにかくクエストも受けてしまってますし、痛い目見てもらって黒コショウを頂きましょう。奪われたものは奪い返す。

どれくらいのレベルが必要なのかわかってないけど、やってみましょう。
ソルティコの段階で『あいつら強いから気を付けて』と注意されたので、今適正くらいかな~と思ってるんですが、果たして。

カンダタ「行くぞ、おめえら~!」
子分たち「我らカンダタ団~!」
喋った!!!!!!!!!!!!!!!!!! カンダタ団喋った!
敵が喋ることに毎回新鮮な驚きがあります。
カンダタ団、仲が良さそうでいいよな。悪者だけど。きっとアットホームな職場なのでしょう。
そしてこれまで『カンダタ一味』という認識だったんだけど、今は『カンダタ団』なのね。なんとなく規模が大きくなったような語感。頑張ってるんだなカンダタ団。
マホトーン使ってきたり、つうこんのいちげき持ちだったりでドキッとすることはありましたがしかし。

いい具合にカミュのゾーンが切れそうだったので、お得意の火炎陣で毎ターンのダメージを蓄積したり、スクルト重ねがけで対抗したり。
火力はあるものの、あまり体力は高くないカンダタ団。

無事討伐。
倒したときに画面が白くビシャッ! としなかったので、中ボス扱いではなく町にいるちょっと強い個体くらいの扱いなのかな?
黒コショウも取り返すことができました。

チクショウ覚えてろよ~! 的な演出がなかったので、DQ11Sのカンダタ団はこれっきりなんでしょうかね。安定の記憶のなさなのでわからないですが、また出てきてほしいなぁ。
やっぱりカンダタは何度も出てきてこそ味があるのでね。噛むほどうまい。
黒コショウのお礼
忘れないうちにソルティコの料理人に黒コショウを届けたところ、

大盗賊衣装のレシピもらえた! ラッキー!
報酬全く見てなかった!
早速大盗賊衣装を作ってカミュに着せてみます。

めっちゃいいじゃんステータス……。

うわこれもっと早く作ってあげるべきだった~。ていうかクエスト報酬ちゃんと見る癖をつけなきゃダメだ~!
レシピがもらえるクエストは最優先でやったほうがいいぞ、もしかすると。

装備セットの見た目はこちら。かっこよくなった。
…………この先寒い地域での冒険が待っていそうなんだけど、まあいっか!
いやはやだいぶ硬くなったねカミュ! と思いましたが、数値としてはやっとセーニャに追いついた程度という、ね……。

セーニャと寸分違わぬ防御力。頑張れカミュ。
このままではこのパーティーのか弱い枠側に入ってしまうぞ。いいのかそれで!?(わたし個人としてはカミュがか弱くても全然いいんですけど、カミュ的にそこまで守られる側なのはいかがなのかなって)
ただカミュがここまで体弱いのは、もしかしたらわたしのビルドがおかしいのかもしれないのでね。なんとも。ビルドはおかしくないんだけどな~と言えない。心が弱い。
カミュもおしゃれになったところで、いよいよ光の柱に向かいましょう。
セーニャとロウも早くおしゃれ装備させてあげたいな~(セーニャはエプロンがあるんですけど、あんまり趣味じゃないので元の装備にさせてます。踊り子さん装備もちょっとね……可愛いけどセーニャはおへそ見せないほうが良いので)。
ドラクエババアは女の子キャラの装備について人一倍敏感であった。
海底王国へ向かうといいつつ、カンダタ団退治して装備作って喜んでるだけでしたが、いいお時間なので今回はここまで。
次回海底王国へ
本当にロミアとキナイ・ユキがかわいそう。本当に本当に。
全てのお話が過去のこととして語られていたからギリギリでとどまっていられましたが、あれらが目の前で起きていたら本当にナギムナー村を焼くしかなかったですね。
未知の生物である人魚が怖いってのもわかるし、コミュニティの長として丸く収めたい気持ちもわかるけど、それにしたって個人の幸せを侵害しすぎじゃないのかねぇ……嵐は天罰だったんだわ多分。ダナトラの夫は不運だったね……もし村長の座という先の利益を狙っての結婚だったんなら同罪だけど。裁かれろ。
ということでモヤモヤしっぱなしのナギムナー村ストーリーでしたが、そろそろ一区切りつきそうです。
ロミアが預けてくれたマーメイドハープで、海底王国へ入れるようなので、これで海底王国へお邪魔することにしましょう。女王様への伝言も頼まれてますしね……またしても気が重いですね……。
ではまた次回。
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