おっ、経験あるのかいカミュ。

前回ソルティコの水門を開けてもらい、ついに外海へと漕ぎ出したにとくん一行。
運河を抜けた先の不思議な空間、白の入り江で恋人を待っていた人魚のロミアに頼まれ、ナギムナー村のキナイという漁師を探しに行くことになったのでした。
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また本記事ではDQ11Sのネタバレを含みます。DQ11S未プレイのかたは本記事の閲覧に際してはその点にご注意ください。
ナギムナー村へ
東を目指す
ロミアにお願いされたので、まずはナギムナー村に向かわねばなりません。地図に印をつけてくれたらしいので、一旦確認。

ナギムナー村はホムスビ山地の南端。確かに、前に地図を見たときここになにかあるな~とは思ってたんですよね。あそこがナギムナー村だったか。
かなり距離がありそうなので、これは西側に回っていくことにしましょうか。この世界は地球よりだいぶ小ぶりですから、海図の反対側なんてすぐですよ。

これは前回ゲーム終わるとき撮っておいた、白の入り江外観。霧が晴れるとこんな感じなんですね。陸地からそこそこ近く見えるけど、ここを目指す人とかいなかったのかな?
不思議な力であまり見えないようになっているんだろうか。ソルッチャ運河の出入り口になるエリアに魔の海域みたいに呼ばれる場所があるのも、結構怖いな。こう見てみると。
白の入り江から西へ向かうと、それまでの晴天から一辺、めちゃくちゃ霧が濃くなりました。

あれ。これちゃんと正攻法でナギムナー村向かわないとダメ? それとも初回ナギムナー村に向かうときには全方向こうなる洗礼的なやつ???
どうしよう。すっごい強い敵が出るサインとかだったら……(ありがち)。
怯えながら航行していると、前方に大陸が見えてきました。

ホムスビ山地に違いない! しかも奥に大樹も見えるぞ。あんなに見えるの大樹。
とりあえず目的のエリアまでは来られたみたいです。よかった、霧のエリアで怖いこと起こらなくて。
ナギムナー村がある入り江の手間まで来てみると、なにやら左手に白いものが見えました。

どうやら船の帆のようです。ナギムナー村は漁を生業とする村だった筈なので、ナギムナー村の漁船なのでしょうね。本当はさっさと村に入ってセーブしたいところですが(だいぶ霧エリアが怖かった模様)、一応気になるので近付いてみることにします。
イベントのマークもついていないので、ただ船があるのを見られるだけかなあと思ったのですが、

話しかけてくれた。しかも、ブオーと警笛も鳴らしてくれます。
なんか、思っていたより外部の人とも交流してくれる村なのかもしれない。なんとなくとても排他的で『用が済んだのならよそ者は出て行け』タイプの村のイメージがあったんですけど。
思ったより社交的だぞ、ナギムナー村の漁師たち。
閑散とした村
船着き場に船を停め、岩山の通路を抜けると、ナギムナー村に到着しました。

パッと見の印象でホムラの里に似てると感じたんですが、ホムラの里の様子を見返してみたら結構似てなかった。あれ。
屋根の外形はうっすら似てるんですが、ホムラの里は藁ぶき屋根、ナギムナー村は瓦屋根だし、何で似ていると思ったのかという感じでした。どちらも和の雰囲気があるなというところで、似ていると感じたのかな?

さすが世界を股にかける旅芸人シルビア。ナギムナー村のことにも詳しいんだ~と思ったら、ロミア情報なんだ? あの短い時間の中で雑談までしたのね……さすがコミュ強。
これにはベロニカとセーニャも色めき立ちます。買ってあげられるかはわからないのだが。
しかし、ナギムナー村の入口から様子を窺ってみると、どうにも村全体に活気がないというか、もっと言えば人がいない。

荒波のように男らしく潮風のように爽やかで海のようにおおらかなキナイとまでは言わずとも、働き盛りの男たちくらいはいそうなもんなのに。シルビアもがっかりです。
村入口近くの売店にいた村人によると、暴れクラーゴンに周辺の海を荒らされていて、真珠はもちろん、他の海の幸も獲れなくなってしまっているとのこと。漁村でそれはかなり致命的なのではなかろうか。
そりゃ活気がなくても仕方ない。
その中でもなんとか生活の為に漁に出ていたのが、さっき近海で遭遇した船なのかな?
暴れクラーゴンは後々対峙する(そして退治する)ことになるかもしれませんが、今はどうにもならなそうなので、とにかく本来の目的であるキナイを探すことにします。
村人から聞けた情報はこれ。

あ~。そう、そうそう。
このナギムナー村にいる『キナイ』と、ロミアが言っている『キナイ』は別の人なんだよね? 血縁だけど別人とか、なんかそんな感じだったはず。
ただ、どうして同じ名前をつけたのかとか、細かいことはわかりません。わかりませんというか、覚えておりません。楽しみですね(絶望展開、嫌いじゃない)(哀しいのが効きすぎるのでべしょべしょに泣くけど、そういうお話は嫌いじゃない)。
人魚の呪い
キナイのお母さんがいると教えてもらった教会に向かうと、教会手前の広場でイベントシーンに突入。



紙芝居。……なんかこれ覚えてる……。子供に見せるにしては怖い紙芝居なんじゃなかったっけか? 好きだけどそういうの。

村の子供たちに混じっても違和感が仕事しないベロニカ。可愛い。南のほうにある村では、その恰好暑そうで申し訳ないけども。

おばあさんが、子供向けに人魚の怖さを普及啓発する紙芝居をやってました。この人がキナイのお母さんでいいようです。
紙芝居の内容を内容を要約すると、大体こんな感じ。
むかしナギムナー村にはとても腕の立つ漁師がいた(恐らくこれが、ロミアの言っている『キナイ』)
村長の娘は漁師を気に入っており、村長も漁師の腕を評価しており、ふたりを婚約させた(娘のためでもあり、村の安泰のためでもある)
しかしある大嵐で、漁師は真珠と共に海に放り出される水難事故にあってしまう
漁師が海に沈んでいくところに人魚が現れ、『生きたいならば 魂おくれ』と、魂と引き換えに助けてやろうと提案してくる
その後、漁師が死んだものと葬式も出していた村に、突然漁師が生きて戻って来るという事件が起こる
婚約者だった村長の娘は喜んで漁師を介抱したが、当の漁師は以前とは別人のようで、『俺は人魚と結婚するんだ』と譫言を繰り返すようになった
婚約者である村長の娘を捨てて海に出ようと暴れるようになった漁師に怒り心頭の村長は、漁師の船を燃やし、漁師本人をしじまヶ浜に幽閉した
うーん…………。いやこれって村長と村長の娘が突っ走っただけで、そもそも漁師の心情として、村長の娘との婚約って『漁師としてこの村で今後も生きていくために受け入れざるを得ない命令に近いもの』だったんじゃないのかな? というように見えてしまうんだけど。
『生きたいならば 魂おくれ』も、漁師本人と人魚の間で交わされた言葉なら、部外者が知りようのない部分ですよね。
プレイヤーわたしとにとくんたちは人魚を見ているし、その人魚ロミアが人間の男と結婚すると言っている事実を見ているので、この紙芝居が『人間の男と人魚が恋をした』という故事を基にした”人魚怖いぞ啓発紙芝居”であると知っています。
ただそれを抜きにしても、この紙芝居ってあまりにも誰かの一視点でしか語っていないというか、悪しざまに言いすぎというか、早い話が『ツッコミ待ちなのか?』という気がしてしまう。
まあでもこの漁村で漁を生業として生きようとするなら、人魚は怖いと思っていたほうがいいし、もし遭遇することがあっても滅多な取引はしないほうがいいんだということを教えたいということなんだろうな。おかしな好奇心は持つでないよ、ということか。
子供たちは人魚こえー! と言ってその場から逃げだしてしまいました。ここから逃げたって人魚はいつだって君たちを狙っているぞ?(急な怖い人魚視点)
紙芝居をしていたおばあさんに話を聞いてみると、やはりこの方がキナイのお母さんで間違いないようです。
プレイヤーわたしはこの方の息子さんであるキナイがロミアの言っているキナイとは別人だとわかっているのでアレですが、初見時は不安だっただろうなぁ……こんな人魚嫌いの人の息子を人魚と結婚させるとか完全に揉める未来しかないし。

先程遭遇した漁船、どうやらあの中にキナイがいたようですね。

化け物イカを倒す手伝いをしてくれと言われました。初対面なのに。
これでにとくんたちが、本当に純粋に旅を楽しんでいるだけの観光客だったらどうするんですか。

人魚、落としていくねえ。キナイのお母さんと人魚って、どう関係してくるんだろう。直接的なものはなくても、心情として。気になりますね、ここまで人魚を悪く言う理由。
既プレイわたしの記憶ですか? ないです。
紙芝居広場にいた小さい女の子も、ここまで言えるほどに教育されてます。

そのくらい、この村では繰り返し小さい子に言い聞かせてきたストーリーだということですね。ロミアが言っている『キナイ』にまつわる事件は、この村での大きな傷であり闇なんだろうな。
村内を探索
不老不死の迷信も
キナイに会うべく暴れクラーゴンを退治に向かうことにした、にとくん一行。一般人では退治は難しいでしょうから、ここは勇者がね、やっぱりね。

一旦クラーゴンの前にナギムナー村の中を綺麗にしておきますか!
カミュ先生が、まだ18個お宝がありそうなにおいがするって言ってますし!

室内でいいもの発見。ゼルダの伝説でリンクが飲んでる、魔法の薬みたい。体力回復するやつ。
子供の頃、あれ美味しそうだな~と思いながらいつもビンに詰めてもらってたな。
あと、こんなこと言う子もいました。


あ~。この世界にも、人魚の肉を食べると不老不死になるという考え方があるんだ。八百比丘尼伝説的なものですね。最近だとちいかわ島編で扱われたのが記憶に新しいですが。あちらは単三でしたね。
人魚の肉を食べて不老不死になるという伝承って、日本独特のものなんですかね? お隣の中国韓国あたりにもあるのかな。
なんとなくですが、西洋の『マーメイド』には『食べる』のイメージが沸かなくてですね。よく言われる『日本人なんでも食う』側の要素としても、人魚とマーメイドの語感の違いとしても、日本かアジア圏特有のものなのかな~なんて思います。実際のところ、どうなんだろう。
なんとなく、マーメイドは人間ぽさが多くて、人魚は魚みが強いといいますか……イメージの問題?
それにしても、人魚の肉を食べて何百年も生きるという伝説、現代ならまだしも、大昔、江戸時代なんかよりもっともっと昔の日本において、人知を超えた長寿って相当しんどかったのではあるまいか。
八尾比丘尼伝説に出てくる女性たち、相当暇だったろうな。話相手ができたってその人たちは当然じぶんより先に死んでしまうし、結婚なんてしても結果は同じ。ひとつの地域に留まれば、それこそ化け物扱いされかねないでしょうしねえ。
現代のように娯楽もあり、やろうと思えばできることもたくさんある時代でならまだしも、望んでもいない不老不死なんて、悲劇でしかなかったろうな。
もしかしたら八尾比丘尼伝説で語られる『人魚の肉を食べて不老不死』という話は、悲劇ベースで語られているものなんでしょうかね。不老不死になりたくて人魚の肉を求める、みたいなことはもっと近代に近づいてからのお話だったりすのかな?
興味深いですね、いろいろと。
村の様子
村内部の探索で、宿屋にも侵入したところ、

思いがけず子供が店番してて動揺。しかもお母さんを助ける為にお店番を……宿屋の娘だからちゃんとできるの……? なんて偉いんだ……!(泣いてる)(こういうのにとにかく弱い。おばちゃんなので)。
宿屋の奥では、お店番の子のお母さんが横になってました。


うんうんうん、本当にねえ~(近所のおばちゃん)。偉い子たちだよ~なかなかできるこっちゃないよ~。
わたしなんて絶対できんよ、接客業。『お部屋をご希望の方は宿帳にお名前を書いてください。アメニティは後ろの箱にございます』って札立てて、セルフでやらせてもらう他ないです、はい。無理無理無理。
偉いなぁ小さいのに。
ところで。
村を探索している中でとても気になったんですが、これ。

なんでこの村こんなに大砲置いてあるの? なんかめちゃくちゃあるんですよね。あっちこっちにある。
クラーゴンの出現自体はずっと昔からで、その戦いの歴史ってこと?
それとも人魚迎撃用?(物騒すぎる)
そもそも人と戦争していた村なんだろうか……いやそんなことないわな。
トレジャーハンターの手記
そして探索中に拾ったレシピでにとくんをユグノア兵に仕立てたりしつつ、戦いの準備も抜かりなく。

本棚で、またトレジャーハンターの本を発見しました。何冊目かな?
以前にも書いたとおり、これはテオの手記(だったはず、記憶違いでなければ)ですよね。
内容は以下に。
私はナナシのトレジャーハンター。
虹色の枝を乗せた船が南国の海で沈んだという風のウワサを頼りに、この村へやってきた。
村いちばんの漁師に海図を渡す代わりに海の底をさらってもらったが、アミにかかったのはおいしそうなホタテだけだった。
今は村の酒場でホタテを調理してもらって、美人な若女将とおしゃべりしながら、チビチビ酒を飲んでいるが、すこぶるうまい。
村いちばんの漁師は許嫁がいるそうだが、あまり乗り気じゃないみたいだ。心に決めた人が、他にいるのだろうか。
ああ、もうすぐ夜が明ける。
虹色の枝はみつからなかったが、楽しい時間と友を得た。旅とは、よいものだ。
おおおお。ということは、若かりし頃、テオはキナイ(ロミアが言っている方)に会っているんですね。すげぇ。え、テオ何歳?
しかもこの本があったの、キナイ(今生きてる方)の家じゃないか!
……キナイはこれが祖父のことについて書かれたものだとわかっているんだろうか?
あとそもそも、テオの手記が何故ここにあるんだろう。もしかしたらテオは、虹の枝を探す旅を終えてから、これまでの道のりを戻って行ったのかもしれないですね。そしてそこここで、手記をその地その地に残しておいたのかも。今後自分と同じように冒険の旅をする誰かの目に触れたらいいなという気持ちで。
それがまさかその当時は存在も知らない孫の旅を助けるとも知らずに……めっちゃロマンあるな。
キナイには会えていませんが、思いがけずテオの痕跡に触れることができましたね。
いいお時間なので今回はここまで。
訳アリそうな村
ロミアの頼みでナギムナー村にやってきたものの、なんだか閑散としているわ不穏な人魚の話は念入りにムービーで聞かされるわで、どう考えても訳ありです。ただの待ち合わせ仲介伝書鳩としての役割で終わらない気配がムンムンしてますね……まあそれはそう。
とにかく、頼まれたことを完遂するために(ひいては海底に行くために)、なんとしてもキナイに会わねばなりません。哀しい結末になることはぼんやり覚えているので、気は進まないんですけども……。
迅速にクラーゴンを退治しましょう。村の人たちも困ってるみたいですしね。
ではまた次回。
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