『光の戦士たちよ。新たなる冒険の準備はいいか?』
目次
黄金のレガシー完走
レガシー、やりました
数日前に黄金のレガシー、7.0のメインストーリーを終えました。
アーリーアクセスの間は人混みが嫌でログインもしなかったクチなので、当然最速攻略なんかは意識しませんし、ゆったりマイペースに進めることができました。
今回の7.0実装にあたって、メインストーリーなどの混雑が視覚的に緩和されたのですが(メインストーリークエストを発行するNPCにアクセスすると周囲のPCが非表示になるなどのオプションが実装されて、快適度上昇)、結局街中には人が溢れていますのでね。人がいっぱいいるの苦手なので、アーリーアクセス権持ってるくせに通常実装タイミングでの参加でした。
ゲームでもリアルでも人混みが嫌。
普段はX(Twitter)で都度都度ゲームの感想をぎゃーぎゃー喚くだけなのですが、今はブログでプレイ記録をつけているのでね、せっかくならと感想をまとめて残しておくことにします。
せっかく今メインでやっているゲームの最新パッチですのでね。
念頭に置いておいていただきたいこと
良いと感じたり嫌だなと感じたり、それぞれいろいろありましたが、あくまでもわたし個人が感じた”感情”であり、黄金のレガシーについて批評するものではありません(一ユーザーとしてそれをできる立場にあるとも思いません)。悪しからず。
また、本投稿は、ファイナルファンタジーXIV 黄金の遺産(パッチ7.0)の、メインストーリークリア後の感想となります。
当然のことながらネタバレが多分に含まれる内容となりますので、ネタバレを見たくないという方は閲覧をご遠慮ください。個人的にも、未プレイの方には、是非、事前情報や先入観のないままにプレイを進めていただきたいとも思っております。主人公の視点で見る新しい物語へのあらゆるタイプの感動がRPGの醍醐味だと思ってますので……。
そしてこれ以降の感想についても、今後7.1以降のパッチでストーリーが展開することにより、『こういうことだったのか!』と納得したり、『あのときこう言ってたのになんでこんな結末にするの!?』と掌返したりすることが大いにあり得ます。
あくまで、現在の気持ちということでお目こぼしいただけると助かります。
上記のとおり、よろしくお願いいたします。
当ページの画像はわたし自身がプレイヤーとして記録しているプレイ動画からのスクリーンショット画像です。
全ての画像著作権は、製作者であるスクエアエニックス社に帰属します。
ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件に同意し、画像を使用しています。
© SQUARE ENIX
(スクリーンショット撮影環境の違いから、一部のスクリーンショット画像にゲーム内撮影時表示される権利表記が表示されておりません。こちらの権利表記にて代わりとさせていただきます)
まずはストーリーの感想から。
王位継承戦
トライヨラの街
まず、全体的にトライヨラの雰囲気。
なんとなくふんわり考えていたトライヨラの雰囲気が全然違うもので驚きました。街がでっかい。山に張り付いたみたいな区画もあるから、そこは尾道みたい。そして海側にはビーチと繁華街が広がっている感じで、すごく外からの観光客呼べそうな雰囲気です。
エオルゼアとの行き来が盛んになったら人気が出そう。
そしてなにより街の中で衝撃的だった情景が、こちら。
マムージャ族の子供! 可愛い! しかもたかいたかいされてるんですよ! 可愛い!
そしてもう、常日頃からララフェルを抱っこしたい、ララフェルを何故抱っこできない、こんな辛い世界は壊してしまおう、と思っている人間からすると、羨ましくてしょうがなかった、このたかいたかいされている子マム。
いつかララフェルもたかいたかいしたいなぁ……。
子マムのたかいたかいを見て興奮する様子がこちら。
興奮してちゃんと喋れてないの怖い。
ゲーム内で初となるアルパカとの対面もありましたね。
アルパカポーターを利用する機会がなかったので(ストーリー進行中はチョコボと一緒に進めたい派)、7.0最終クエスト報酬でアルパカマウントを貰い、初めてアルパカに乗りまして。
とっても良い。
乗り降りで、なんか『ポェ』みたいな音が出る(鳴いてる?)のも可愛い。
飛行時はぽむんぽむんのしっぽがふわふわするのでたまらないですね。
ただ、唾を吐くマウントエモートがなかったのは……やっぱり争いの火種は生まないのがいちばんだってことですかね。そう、きっとそうね。
継承の儀をとおして
話が逸れました。
王位継承戦、別名トライヨラスタンプラリー。
実際やってみるとなかなかに楽しかったですね。知っている容姿の各部族、でもちょっとエオルゼアで見たのとは違う風習や文化を持っている彼らとどう接していくか、どう理解していくかの過程があって、課題を解決して、認めてもらう。
雑過ぎる感想になってしまうかもしれませんが、個人的に王位継承戦でやっていたことは、新生から蒼天で光の戦士がやっていたことのなぞりに近いなぁと思いましたね。そういう意味では連王になる前のグルージャジャと、光の戦士は似たようなことをやってたのかなと。
終始主人公である光の戦士が見守り体勢でいたのは、つまり新生から蒼天でのプレイヤー(モニタのこちら側の我々)の視点であるとも言えるのかな。
ウクラマトがたくさんの初めてのことに触れながら、成長して乗り越えていく様子を、新生からの光の戦士に重ねながら、『あ~こういうこと、あったなぁ』『そうそう、こういう苦労あるよね』と懐かしく思うのは、確かに光の戦士の夏休みと言える時間かなと感じました。大忙しに働かされてない、見守り係としての穏やかな時間でしたね。
まぁ勿論そんな時間の余韻も間もなく、大忙しに戦うお時間になるんですけど。
継承の儀自体は、やはり光の戦士が協力しているウクラマトが唯一の権利者になり、更にウクラマトに王としての資質を見出したコーナ王子がウクラマトに協力するという形で黄金郷を発見、見事王位を継承して終わり。
武王をウクラマト、理王がコーナとして担う連王制を踏襲するという綺麗な結末でしたね。これはとてもよかったと思います。どうしたってウクラマトだけでも、コーナだけでも、より良くはならないと思っていたので。
王位継承の儀自体が、なにかしらの秀でた点を持つ4人の参加者が己に足りない部分はなにか、それを埋めるためにはどうすべきかと考えたり、努力することを促す目的のものなのだろうとは思っていたので、お互いに補い合おうという結論に至れたのはよかったなと。自分でなんとかしなきゃと息巻いてたウクラマトとコーナが大きく成長したんだなと思えて、嬉しかったですね。
ただ、戴冠式の前後で誰もゾラージャを気にかけていなかったのがね……どうしてなんだろうって不思議でした。家族家族と拘る割に、ゾラージャのこと全然見てないじゃないかというのは明らかに描写が足りない気がしました。
それこそがゾラージャが『こう在れと言って欲しかった』部分なのだと言われたらそれまでなんですけど。
でも、そうじゃないと、明らかに薄っぺらいじゃないですか、『家族』って言葉が。
この辺が、これ以降への不穏さに拍車をかけていたわけですけど……ちょっとねぇ、ここでゾラージャの存在が無いかのように誰も気にしないのが薄ら怖かったです。
サカ・トラル異変後
ご褒美タイム
エレンヴィルとまさかの二人旅スタート。本当にまさかで、絶対他の誰かも一緒に来るか、エレンヴィルとは別ルートで進むことになって『どこかで遭遇したらよろしく』くらいなものかと思っていて動揺がヤバかったです。
エレンヴィルは暁月で出会った当初からだいぶ好きなキャラのひとりなので。そんで二人旅なんてしてくれると思ってなかったので。
王位継承戦で回った南側のヨカ・トラルと違って移動の距離感も長く、また苦手な荒野の風景ということもあってどうなることやらと思っていた、サカ・トラルの旅。しかし、運休していた鉄道列車を見送った直後に状況が一変、サカ・トラルとアレクサンドリアの融合が起こり、謎のドーム状物体が現れました。
局所的に起きた(らしい)地震とか、絶対嫌な予感しかないものの話を聞いた時点で胃が痛かったので、起きたかぁ…(嫌なことが)という感想だったんですが、ドームから現れた明らかに戦争する気満々の船が近未来的といいますか、トラルじゃない感で予想外でしたね。
思ったよりとんでもなく嫌なこと起こってるなぁという。
サカ・トラルに入る前に見たゾラージャと、黄金郷の向こうにいる誰か(多分スフェーン?)との会話も気味が悪いというか、嫌な感じだなこいつと思ったので、当初は甘い言葉で誘ってとにかくゾラージャに扉を開けさせ、自分の望みを叶えようっていう人物が向こう側にいると思ってたんですよね。ゾラージャは利用されるんだなって。
でも蓋を開けてみればね……次の登場でゾラージャが自国民を虐殺するっていうね……酷い話ですよ。
アレクサンドリアの命のシステム
障壁内に突入してからは、天気も相まって気分は落ち込みまくっていまして、この期間には、既にもっと先にストーリー進行しているフレンドさんにつらいつらいと泣き言ぶちまけたりしていましたね。静かにゲームできないのか。できない。
アレクサンドリアではこれまでエオルゼアになかった概念での『命』の形を知ることになりましたね。記憶をクラウド上に保存したり、生命がいくつかストックされるという、ゲームみたいなお話。ゲームなんですけど。
エオルゼアでの魂というか、エーテルでの命の紐解き方というか、そういうものには現実世界の人間からすると受け入れられない部分が実際あったわけですが(エーテル界に還ったからまあいいじゃんみたいな流れは、正直これまでも個人的に苦手だった)、この障壁内での考え方はもっと受け入れられなかった。
ハイデリンが生み出した(生み出してしまった)世界の中で、こういう進化を遂げる世界があったのかとちょっと衝撃でしたね。
死ぬことそのものと、死んだ他人に関する記憶を抹消されることで、死をより遠い存在にしていたわけだけど、でもやっぱり死とその恐怖からは逃れられなかったんだなぁというのが正直な感想。
システム自体は受け入れ難いし、善行の有無で魂のストックが増減するという仕組み自体も決して良いと言い切れるものではないと思うし、正直ストーリー進行中は嫌悪感しかなかったです。
ただリビング・メモリーでその場のひとたちと話をすることで、死んでいる事実そのものは消そうとしていない(みんな自分が既に死んでいることの自覚がある)ことについては、少し誠実さを感じたんですよね。現実を誤魔化して天国ごっこをしているわけではないんだなという意味で。
死後の世界を謳っているわけでもなく、ただ記憶を残しているんだなという意味で、少なくとも記憶たち、つまり永久人への対応はある種誠実だと思う。ただ、死を恐れない、もっと言うと命を粗末に扱える環境を作っていることに関してはやっぱり受け入れ難いなという感想です。
家族に死んでほしくないという気持ちは大いにわかるけど、生きている人間の記憶から消えて死んでいる者同士で暮らせたとして、そこに生きている人間から命を奪って時間を与えようというのもね……外部から見たら迷惑な話でしかない。
結局プリザベーションがどういった団体だったのか、わからないことが多いんですよね。実際のプリザベーションメンバーは結局出てこなかったですし。
他の鏡像世界に渡れる技術まで持っていた彼らをアシエンが放っておくはずもないと思うのですが……以降のパッチではぐれアシエンでも出てくるのか。或いはアシエンを倒せはしないけど、自分たちに干渉できないようにできるなにかがあったんだろうか。
今後はプリザベーションに焦点が当たっていく展開もあり得そう。それよりもまずはサカ・トラルの現状をどうにかしてほしいですが。
キャラクターへの気持ちなど
ストーリーの中で感じたことは概ね書けたかなと思いますが、キャラクターたちに思うこともあるので今度はそちらを。さすがに全員となると途方もない量になるので、主要な役割があったキャラを中心に……。いくらなんでもここからエスティニアンのこと、サボテンも交えながら10,000文字分書きます! とか引くでしょ? え?
王位継承戦の参加者たち
ウクラマト
連王グルージャジャの養子で、光の戦士たちに協力を要請してきた人物、王女ウクラマト。
実際に幾つくらいなのかゲーム内で明かされていなかった(と思う)のでなんとも判断しづらいのですが、とても幼い印象の王女様。
種族ごとに成人するタイミングも違うだろうし、成人の定義もまちまちだと思うのですが、なんとなくまだだいぶお若いのだろうなと思いました。実際末っ子だし、コーナの話ではコーナがある程度自分で生きられる年齢になってから幼いウクラマトに出会ったみたいなのでね。ミコッテとロスガルの成長スケールというか、そのへんはどういう比率になっているんだろう。
うちの主人公はヒューラン(ミッドランダー)なので体格差から大人の印象を持ってしまっていたけど、一緒に旅をする過程で、若いし、そしてまだまだ世間知らずで成長途中なんだなと知っていきました。
真っ直ぐすぎるところがあったり、逆によく聞き分けるなと思えるところもあったり、なんだかとても主人公属性な子だなという感想です。
後半はやたら知能が上がるシーンがあって、ちょっと気になってしまったこともありましたね……ウクラマトはそんな賢いこと言わない! という気持ちは、『今はコーナ兄さんの生霊が乗り移ってるんだね、うんうん』と思うことで受け入れました。
ウクラマトはとにかく陽属性の子なので、これから連王として国を治める中でいろんな苦悩を抱えることになったとき、その陽の力で突き進んでいくのかなぁ。相手を知ることで相手を好きになる、受け入れるっていうウクラマトの気持ちが変わらないにしても、もっとぐちゃぐちゃの悪意しかない相手と王として対峙しなければならないとき、果たしてウクラマトは相手を知ることで解決の道を見つけられるんだろうか。
そういう闇深い相手や事柄とのことは、やっぱりコーナ兄さんが多めに背負っていくことになりそう。でもウクラマトがいることでコーナ兄さんも踏ん張れることがあるから、ふたりで連王になったことは、やっぱり意味があるんだろうなぁとも思います。
良い兄と妹だわ。
コーナ
ウクラマトの義兄で、ウクラマト同様、グルージャジャの養子であるトライヨラの王子。シャーレアンへの留学経験があり、継承の儀参加者の中では最も外つ国に通じた人ですね。
登場当時はとてもクールで、なんでも理詰めで考え、決めるタイプかと思いきや、ウクラマトやグルージャジャ、とにかく家族と認めた相手のことになると理屈抜きで行動する熱い男でしたね。
国への新技術の導入も、その根本は国を豊かにしたい、自分のような幼少期を送る子供をなくしたいという理念があってこそのもので、『トライヨラは技術的に遅れてる! 外に倣おうじゃないか!』というだけではないところは、とても良かった。
サカ・トラルで会った遊牧民のようなミコッテ族(メワヘイゾーンにいた人たち)、あんな感じの部族出身なんでしょうね。古い暮らしをしているという話があったので。
今後のパッチで、コーナの出身部族とのお話もあるんだろうか。それともあの、メワヘイゾーンのミコッテ族がコーナの出身部族なんだろうか。ちょっとクエストの最中の会話も意味深というか、なにかありそうな感じでしたよね。後の混乱の中でサンクレッドとウリエンジェが駆け付けた場所でもあったし。
コーナは今の家族を幸せにしたいと思っているだろうし、生まれた部族に未練なんてものもなければ謝罪だなんだということも望んでいなさそうですが、そういう形でないにしろ、コーナの中に僅かでもあるなら、そのわだかまりが解ければいいなと思います。
当初は本気で王位を継ぐ決意でいたのだろうけど、ウクラマトの成長を目の当たりにして自ら支える側に回ろうとしたところ、わたしとしては結構グッときたところだったんですよね。本当に国の行く末を考えたら、それが最善だろうという一歩引いたというか、俯瞰して見て、自分の望み・願いを他人に託せるところ。良い国、良い組織って、こういう人が必要なんだと思う。
ウクラマトが国を気持ちで引っ張る存在なら、コーナは文字通り、国を支えていくんでしょう。継承の儀の中で、元からの大局を見ようとする意識や、新しいことを柔軟に受け入れて改善しようとする気質から、自分が主体にならなければという視点を抜け出して支えることができるようになったコーナ、一番の成長を見せた人なのではないかなと思いました。
良い兄であろうとするところが、最高に良い兄だと思います。頑張れコーナ。
ゾラージャ
偉大な連王グルージャジャの実子であり、奇跡の子と呼ばれる王子。
双頭のマムージャは子を成せないという通説を覆して生まれたので奇跡の子と呼ばれているわけですけど、母親は誰なんでしょうね。出てこない。
ゾラージャの子も、ゾラージャ同様武の頭に理の鱗を持って生まれてきたわけですが、こちらも母親が登場しない。誰なんでしょうね。
双頭はある種イレギュラーで遺伝子的にも上手く子を成せない(そもそも生まれないのか、生まれても育たないのかは判然としない)ようですが、更にグルージャジャの孫まで生まれたのだから、本当に奇跡的な確率だったんでしょうね。
子を持つことに興味なんてなさそうなゾラージャが誰かに子供を産ませたのも、父親と同じようにしてみようと思ったことがきっかけなのかなぁ。そんなことで父を超えようなんて、根本的には稚拙な考えに思えるけど、本人は至って大真面目なつもりだし、でも生まれてきたグルージャに責任ある振る舞いなんてしなかったところは、本当に本人が幼いというか、視野が狭いというか、未熟な部分なんだと思いました。
継承戦当初は後述するサレージャになにかされるのではと心配していたけど、途中からの人格の未成熟っぷりは、ちょっとこいつ一回根性叩き直さないとなと、直接ぶっ叩くチャンスを狙っていたので伐滅戦は願ってもない機会でした。床は舐めましたが。
お望みの武力でわからせるという機会をもらえたのは良かった。本人もわかりやすく納得したでしょう。
奇跡の子として武力や才覚にも恵まれたゾラージャは、父親のグルージャジャからしても信頼できる息子だったんでしょう。だからこそ養子2人を一緒にしていても問題ないと判断されたのだろうし、政治的方針の違いはあるにしろ、養子2人から信頼はされていた。
でもその信頼や有り余る自分の力とは全然別方向で、もっと父親から愛されたかったんだろうな。単純に未熟な子供として育つべき時間を、きっと充分過ごすことができなかったんでしょう。だからといって同情はしませんけれども。そうなった経緯と、してしまったことは別に考えたい。
最期にウクラマトをラマチと呼んだのも、本当は家族だから戦いたくなかったとかそういう、『可哀想なゾラージャ、君もつらかったんだね』という話ではなく、わかったよ、お前にとっては俺も家族なんだよな、というような、なんかそういう感じのことなのではないかと思いました。わたしは。呼んであげたんだと感じました。
人格的に未熟でそれ故に道を踏み外し、当然責められるべきことをした人で、それでも最期に負けを認めて散っていった、潔い悪役だったと思う。
実はすごくサレージャを信頼していて、その裏切りに絶望して闇堕ち、なんていう展開じゃなかったのは救いだったと思う。多分ゾラージャは(家族に関してはある種の信頼を置いていたと思うけど)誰も信頼していなかったし、誰に裏切られても予想の範囲内だったんだろうと思う。周りが褒めそやしてしまうばかりに家族以外の他人と距離を詰めてゼロからの信頼関係を築くことがなかったのかもしれない、その経験のなさが悲運ではあったかな。
本人も語っていた、こう在れと求められたかった人からの思いを感じることができなかったのは最も大きな要因なんだろうけどもね。
お料理対決は、ちょっと一緒に組みたかったな……。
バクージャジャ
絶対こいつには王位を継がせない(こいつが継ぐくらいならうちの子が継ぐ)(勝手に継承の儀参戦)と思ってた、武術大会優勝者の双頭のマムージャ。
マムージャの命名規則、双頭だと『ジャジャ』で、頭がひとつだと『ジャ』って名前の最後につくの、めちゃくちゃわかりやすくて良い。継承の儀がスタートした直後は名前が覚えきれなくて、『笑い方が汚いジャジャ』『父ジャジャ』『兄のジャ』と呼ばせてもらっていた。
魔の頭がちょこちょこと『村』『兄弟たち』と発言するので、なにかしらそこに重い過去やら言動の理由があるんだろうと思っていましたが、誰よりもしんどくてグロテスクなものを背負わされていてお気の毒な男でしたね。まあそれでも、トライヨラで見かけたり継承の儀での振る舞いを看過することはできないんですけど。
でもその後の戦いの中で、行いを改めて良くなっていこうとする姿勢が見られたので、そこは好印象。今後はトライヨラ、ひいてはトラル連王国にその能力と、本来の明るくて気のいい性格とで力になっていってほしいですね。
悪ガキムーブしている間も、大人しくシュンとしていた間も、別の道を歩み始めてからも、終始兄弟仲が良いのは大変微笑ましい。基本的に仲良し兄弟姉妹に目がないので、今後も仲良くしてほしい。
そして今後のパッチで命を落としたりしないでほしい……割と現在の最重要懸念事項。敵対していたやつが敵対関係の終了後しばらくしてそういうことになるの、割とあるあるですから……あと片方だけ死んでしまうのも嫌だ……ずっと仲良く一緒にいてほしい……。
継承の儀をとりまく人たち
連王グルージャジャ
初めて謁見に挑んだとき、扉を開いたらいきなり死んでて第一発見者のウクラマト一行が疑われ、着いたばっかりのトライヨラから追われてエレンヴィルのご実家があるというサカ・トラルに逃避行……という、新生の戦勝祝賀会のトラウマが蘇る展開があったらどうしようかとビビり散らかしましたが、理王はともかく武王はお元気で安心しました。
初対面から『片方死んでない……?』と不安になってたんですが、まさか終盤実はそのとおりだったことが明かされて、とっても残念でした。回想シーンでしか見られなかった理王様、是非直接お会いしたかったなぁ。すごく知的で優しそうな人だったので。
黄金をとおして、家族、その中でも親と子の物語に比重があったなぁと感じましたが、そのいちばん大きな部分を担う人物でしたね。養子であるコーナとウクラマトにも等しく愛情を注ぎ、継承の儀に参加したバクージャジャの、王本人と王子たちへの悪態にも、本人の事情と今後の成長を期待してか特に咎める様子もない懐の深さ。
平等に愛するっていう父親像を体現する人なのかなと思いました。みんな各々らしくあれと見守って余計な口は出さず、なにかあったら責任をとってやるしここに帰ってこい、という人なのかな。
平等さって、結構諸刃の剣だと思っていて。
平等さをもって相手に接する側と、外野で見ている側からすると、絶対的に『良い』ようにしか見えないんですよね。実際に、もっとなにか、かく在れと求めて欲しかったであろうゾラージャからしたら足りなかったのだろうなぁと思う。
それでも養子2人を連れてきてゾラージャと分け隔てなく育てることこそ、ゾラージャへの信頼の証だったんだろうに、そこが伝わらなかったのは哀しいですね。
ウクラマトがグルージャジャから受け継いだのは、相手を知って相手を受け入れる、好きになるという部分だったけど、グルージャジャ本人はゾラージャをもっともっと知るべきだったし、きっとお互いに腹を割って話したりすることが足りなかったんだろうなぁと思うととても残念。
難しいね、家族とはいえ、やっぱり他人だからね。血の繋がりや絆だけでは、わからないところはあるのがね。
子育てって大変なんだろうなきっと。
サレージャ
思わせぶりマムージャ選手権堂々のNo.1。
当初は、このサレージャが武ばっかりで他を知らないゾラージャ兄さんを唆してなにか悪いこと企んでいると思っていたんですが(そして実際企んではいたんですが)、まさかのあっけない幕切れでしたね。
今後のパッチで色々なことを駆使して食い下がってくる可能性はなくもない演出でしたけど、果たしてどうなるんだろう。こういう小悪党があっけなく終わるのも良いですが、どうせなら主人公自ら制裁を加えてやりたい気もします。
ウクラマトの迂闊さもどうかと思ったけど、こいつの小狡いのも許せませんのでね。小悪党の悪だくみも光の戦士の暴の力には敵わないということをわからせたい気はめちゃくちゃあります。やっちまおうぜ。あいつやっちまおうぜ。
障壁内の人々
スフェーン
障壁内に入ってから急激に距離を詰めてきてすごく怖かった、トライヨラ大虐殺を見守っていた謎の女性で、実は大昔に死んだ心優しい女王の記憶を移植され、そう在るべしと存在を義務付けられた永久人。
スフェーンも犠牲者なんですよね。加害者側に回る以外の選択肢を持てなかった。なんとか命を食いつないでいくしかなくて、誰も助けてくれない状況で、結局大勢を殺すしかないという結論に至ってしまったのは可哀想。
あれだけ国民を大事にしている以上、自分がこれから殺す大勢の人間も誰かを大事にしたり、誰かに大事にされている命だということはしっかり理解していて、それでもやめられない。きちんと全部理解した上で、選んでいたんですよね。自分がそう作られているからこの選択肢をとるしかない、ということをスフェーン本人がどれだけ理解していたのか……そういう考えには至れない仕組みなのか……。
今後明かされるかわからないけど、30年前に連王になった細かい経緯は一体どういうものだったんでしょうかね。あの、継承の儀に負けた直後のゾラージャと、どういうやりとりが交わされたんだろう。
敵対はしていても力は認めていたゾラージャの目に、スフェーンと、スフェーンが守っていた命の仕組みはどう映っていたんでしょうね。そしてスフェーンもゾラージャについてどこまで深く理解していたんだろうかということも気になります。
違う道を選べる、とゾラージャに話していたこと。ゾラージャの望みについて、どう別の道を採れると説得するつもりだったんだろうか。
スフェーンたちの守っていた仕組みが、魂と呼ばれるものを星海に還さず障壁内だけでエーテルの循環をするものである以上、エオルゼア含む外の世界に馴染む筈はなく、いずれ永久人たちの記憶については諦めなければならないタイミングは来てしまうわけで。
恐らく救われないんですよね。スフェーンは。永久人を救えない以上、絶対救われない(少なくともこれまで本人が望んできた形では)。
スフェーンの救われなさは、永久人たちが本当は自分たちの記憶の死をどう捉えているかを知ることができなかったところが大きいんでしょう。
実際に会って話した永久人の殆どが、もうリビング・メモリーで思いを果たすことで思い残すこともなかったり、消えてしまうことも理解している様子だったことで、スフェーンが可哀想で仕方なかった。
そしてスフェーンがこの機能を捨てることができない状態に囚われてるのがね。本当に可哀想。
これまでは障壁内だけで魂を巡らせることが幸せだと信じていたスフェーンが、その連鎖の中から出たことで一体何を思うんだろうか。星海でのスフェーンの意識が何を思うのか、誰かに会えるのか、語れるのか、気になるところですね。
カフキワ
ずーーーっとしんどかった。
そうだろうそうだろうとは思ってたけど、本当にそうだったもんだからしんどかった。
本当にねぇ……ダメよ、あのエレンヴィルさんにこんなことして。
ただ、リビング・メモリーで奇跡の再会が起こるっていう話を半ば否定する人でもあったんですよね。用意された死後の世界に頼らなくても、カフキワさんは自分の意思で外の世界に戻っていって、そこでエレンヴィルに再会できた。ちゃんと会える人には会えるんだっていう。そういう再会だったんだなと思いました。
エレンヴィルのこと愛していたんだろうなと思うと本当につらかったな、カフキワさんとのお話。なんならもうこれ書いてる今も感極まってぐずぐず泣いてるくらいですわ。ダメですねぇ、成長した息子を見て嬉しかっただろうなカフキワさん……とか思うと涙腺ズタズタになる。
カフキワさんのことになると泣くばっかりで逆に書くことない……。とにかくカフキワさんまわりの話はずっと泣いてました。
そしてこの人もグルージャジャと同じで、実子に十二分に構ってあげてない(当社比)で他所の子には優しくしてて慕われてるパターンだったのもね。見ていてつらいところ。
実際どれだけの時間カフキワさんとエレンヴィルさんが一緒に過ごせていたのかわからないけど、もっと一緒にいてあげて欲しかったなという気持ちです。
オーティス
思いがけないところでしんどい思いをさせられた存在、オーティス。
本当にこの手のやつが無理……小さい子のお世話をするちょっとぶっ飛んだロボットとか、大好き構図すぎて、いなくなってしまうんだろうなと思いながら出会ってからずーっとオーティスを心配してました。すげぇ泣いた。
リビング・メモリーで生前の姿で会った彼も、いいやつでしたね。記憶が移植されてからの彼と印象にあまり差がなかったのは、本来のオーティスがやっぱりいいやつだったからなんでしょう。
長い時間一緒にいたりしたわけじゃないのに、とにかく出会いの段階での思い入れ瞬間火力が強かったキャラでした。
星海で、僅かな時間でもスフェーンに会えるといいね。
グルージャ
子マム可愛い。
アレクサンドリア連王国の武王になったゾラージャの息子。ゾラージャが有していた奇跡の子としての身体的特徴をしっかり受け継いでいるけど、本人の性質としては大人しく、優しい性格の模様。
グルージャが危険なモンスターが徘徊する外でも、襲われることなくお散歩しているという話を聞いたときには、モンスターたちを寄せ付けない強者のオーラでも纏っているのかと思ったものですが、聞いてみたらオーティスから『モンスターに感知されない距離』を教えてもらって実行していたということで、なんだ、グルージャ、一緒にディープダンジョンに入らないか?
小さい体で実父に捨てられたことも理解し、その実父が悪いことをしている、しようとしていることも理解し、悲しみを背負ってひとりで押し黙っていたのかと思うとたまらないものがありますが。その中で、旧市街で出会ったオーティスという存在は、本当に大きかったんだろうなぁ。
グルージャは実際に小さな子供なのに、周りの大人がする説明をちゃんと理解しているし、言われたことを守らなかった点についてきちんと謝れたり、街の外の人たちときちんと交流ができたりと、随分大人びているというか、しっかりしていますね。子供らしさもあるししっかりもしているとでもいいましょうか。
これって、奇跡の子と言われたゾラージャと似た優秀さなんじゃないかな。
ゾラージャはグルージャのように見てわかりやすい孤独の中にいたわけじゃないから周りが気付けなかったけど、本来は物事を察したり自分で考える頭もあって、いろんなことに悩んでいたり抱えることも多かったんじゃなかろうかと、グルージャを見ていて思いました。
周りの大人が簡単に奇跡の子と呼んでしまうことも、幼少のゾラージャにとってはその言葉以上の重みがあったんだろうなと思う。子供だけど、そういう視線が自分を見ているようで自分を見ていないことなんかもしっかり理解していたんでしょう。
そして、そういうことを理解しはしても、純粋に兄と慕ってくれる弟妹がいるからと納得できるほど大人でもなかったんだろうなぁ。なにしろ、ゾラージャだって子供だったわけですから。
ウクラマトが事あるごとに『知っているつもりで、全然ちゃんと知らなかった』ということを言いますが、それを親子で対比として見せているのがゾラージャとグルージャなのかなと思いました。
そして知っているつもりでも知らないことはあると理解しても、改めて強くて優秀なゾラージャと向き合おうとは、残念ながら思えなかったんだな……既に王位継承の儀が始まっていたので、時既に遅しではありましたが。
グルージャの周りには、彼をただの子供として扱ってくれるような大人もいるだろうし、いい子に育ってほしいですね。
ウクラマトとコーナもゾラージャのことを理解しきれなかった分、グルージャとは強いも弱いもわかり合える仲になっていけるといいと思う。
でもなんというか、可愛いので、まだしばらくはちいちゃいマムージャでいてほしい気もします。
グルージャ可愛い。
外つ国の面々
クルル
おじいちゃんであるガラフに宛てあられた手紙がきっかけで、トラル大陸にやってきたバルデシオン委員会の委員で、頼れるお姉さんララフェルのクルルさん。大好き。
今回は動きやすいパンツスタイルでの参戦。大好き。
クルルさんの出自とガラフおじいちゃんを巡る物語のキーアイテムだった、手紙と、それに添えられていたイヤリング。ストーリーが終わってみれば、ガラフからのヒントだったんですよね。手紙とイヤリングは出所が別のもので、ガラフが、いつかクルルさんが辿り着くだろうと用意されていたヒントだったんでしょう。
そして、イヤリングそのものは実の両親が残した、自分たちに繋がるヒントでありまさしく鍵だった。
それらを思うと、クルルさんが自分の出自について知ることができたのは幾つもあったルートの中の、たった一本の道でしかなかったんですよね。エウレカの件もあってガラフに直接全てを聞くというルートが断たれてしまった状況で、恐らく唯一の手段だった。
クルルさんは長く物語に登場しているのに、ずっと助けられるばかりでなにかをしてあげられることが少なかったので、今回こういう形でも、報われたのなら良かったなと思いました。本当に。
エウレカも、お手伝いに行ったけど果たしてクルルさん個人の願いは果たせたのかと思うと辛いところがあるし、クルルさんのためにアイスを運んだりできて、本当によかった。
クルルさんの気持ちを思うと、トラル大陸に渡ってからすごくいろんなことが起きて、とても複雑なことがたくさんあったと思うんですが、クルルさんは大人すぎてこっちが情緒むちゃくちゃになってしまうんですよね。
すごく大きな気持ちの乱れもあったろうし、戦闘職で来る初めての場所でつらい戦いも強いられたのに、もっと弱音とか吐いてくれても良かったのになぁ。少なくとも戦人としては先輩なんだから、もっと支えてあげられることもあったんじゃないかなぁ。
クルルさん好きなので、もっと頼ってほしい。
エレンヴィル
出身はトラル大陸ですが、今回の旅にあたり外から来てるのでこちらで。
旅のパーティに非戦闘員として着いてくる人はこれまでずっとクルルさんだったので心配なことが多かったんですが(ララフェルだし、可愛いし、ララフェルだし、可愛いし)、今回は山歩きも野宿もなんのその、の凄腕グリーナー・エレンヴィルさんだったのでまあ心強かったですよね。
非戦闘員ではあるから、敵に捕まったりすると危ないけど、危険なモンスターが徘徊する森の中とかのシチュエーションであれば『なんなら他のメンバーよりも安全に帰ってきてくれそう』という安心感。なにしろ凄腕ですから。野生生物にも強いし。
今回のグラフィックアップデートで麗しさに磨きがかかったエレンヴィルさんとの二人旅、しかもご実家への里帰りに同行とか、プロポーズくらいしないといけないのではと思いましたがそうやってふざける間もなく大変なことに巻き込まれて、本当に後半は胃と心臓が痛みまくりました。
エレンヴィルとカフキワさん、ふたりでゆっくりお話できる時間を持たせてあげたかったなぁ。最後にふたりでの時間ができそうってときに、光の戦士まで誘ってくれちゃって、もうあそこは泣きながら行きたくない行きたくない行きたくないって言ってたのに選択肢がないからさぁ……ちゃんと見送るっていう決意が鈍りそうだからおたくもいてくれ、ということだったのかもしれないけど……カフキワさんのあっけらかんとした雰囲気が、余計にしんどかったですね。
ああいう性格の人でないと、あの役回りは担えなかったと思うんですけど。
もう生涯の別れってなったら時間が足りるということは絶対にないけど、それでも、ゆっくり話をしたり、ただ一緒にいたり、エレンヴィルがしてきたいろんなこととかを話せる時間を持たせてあげたかった、本当に。
でもカフキワさんは仲間と一緒にいる息子の様子を見て、きっともう大丈夫だって思ったんだろうなぁ。
いやあ……切ない。
暁のみんな
みんな割と大人しかったというか、いや、大人しかったですよね?
本筋はトラル大陸の人たちが焦点だというところからも、あまり出ずっぱらなくてよかったと思います。どんだけ暁とか外つ国から来た人間が大活躍したところで、今後このトラル大陸で生きていくのは、ここの人たちですからね。
国交という繋がりができたヴリトラとだって、今後暁抜きの関係を築いていかないといけないわけで、立場としては仲介者でしかなく、あくまで主体はトラル。だったら、やっぱり暁メンバーばかりが大きく目立つ展開はあまり望むところでもなかったので。
ちょっと陰でこちょこちょするくらいが本来の役回りかなと。光の戦士は主人公なのであちこち顔が効くし、活躍してしまうのも致し方ないですけどもね。
個別に言うなら、今回はアリゼーがだいぶ大人になってたなという印象でした。
光の戦士強火オタクとしての存在感は、相変わらずラハと2人して抜きん出てましたけど。いい火力だ。
あとはエスティニアン。
こちらも相変わらずの単独行動と、小さいキャンキャンしてるのと並んでるのがお似合いで大変よろしい。お元気そうな様子が伺えてなによりでしたよ。サボテンダー食べてドン引かれてるのもよかった。
なんでも食べそうよねエスティニアン。
その他の要素について
その他、ストーリーやキャラクターに関すること以外で、今回のパッチ実装と同時に変更になったことについて、メモ程度での所感を残しておきます。
今後大きなアプデで変更が入ったら懐かしい話ですねこの辺は。
竜騎士のスキルと置き換え設定
これ画期的じゃありません?
竜騎士さんいらっしゃらない? ああそう……
黄金前までに一応全ジョブのレベルカンストはしていますが、ゲームスタート時から変わらず、メインジョブは竜騎士(槍術士)です。腕前はお察し!
FF14をはじめたのは暁月実装の少し前なので、これまでに何度も変更を見てきたわけではないのですが、今回の置き換え設定という項目には本当に感動。
これまでは、強制的に置き換えられるか、別スキルの実行可効果が付与されてスキルアイコンがプロックするかのどちらかだったものが、プレイヤーが個別に決められるという素敵さ。
ハイジャンプ後のミラージュダイブは別ボタンがいいんだよな〜というわたしのような竜騎士にはとっても助かる設定でした。ありがとうございました。他は置き換えでやらせてもらいます。
竜騎士の視点で書くと、今回の黄金のレガシー実装とそれによるレベルキャップ引き上げによって、すごく大きな変更がありまして。
ご存じ、ドラゴンサイト削除なんですけど。
竜騎士としては、誰に竜の目投げよっかな~という楽しみと、バースト時の方向指定がなくなるという素晴らしい恩恵を受けていたスキルだけに非常に大きな悲しみを背負っております。
忙しない竜騎士の、AoEだけ避けていれば立ち位置考えなくていいあの自由時間が奪われるとは……。ドラゴンサイトに方向指定スキルが全て成功するっていう効果が乗っていた時期って、暁月の中でも一部だけではあったんですけどね。それでも便利だった頃のこと、忘れないよドラゴンサイト……またいつか帰っておいでね……。
グラフィックアップデート
正直グラフィックのアップデートに期待はなかったといいますか、別に今までので良かったというところではあるのですが、実際に実装されてみると、まあ綺麗になったわねという感じです。
風景がめっちゃ綺麗になりましたね。これをかっこいい言い方できない語彙力の無さが悔やまれるところではありますが。
特に遠景の美しさが個人的には『グラフィックアップデート、良かったなぁ』というとこですね。何処に行っても遠景を一度眺めたくなる美しさです。
で、そのグラフィックアップデートで、やっぱりちょっとうちの光の戦士も顔つきに変化がありまして。
言い忘れてたんですけど、わたしFF14の中での最推しキャラはじぶんとこの光の戦士だし、完全に『うちの子』と呼んでるという、主人公大ファンのプレイヤーです。
普通にじぶんがキャラクリした光の戦士めっちゃ好きです。よろしくお願いします。
で、そのうちの子がですね?
割とツンとした綺麗な鼻と顎をしていたんですけども。
なんとなく全体的にまるっこくなりました。
トラルのごはんが美味しかったのかもしれない。やたらと光の戦士になにか食べさせる描写やイベント多かったしなぁ。そこで齟齬をなくしてきたってわけか……なるほど。
あとは涙袋が前よりもかなり目立つ感じがします。これはライティングの変更が大きいんですかね?
これも同じ要因なのか、肌質の違いが見えたり、今までのカラーだと顔色悪く見えたりでお化粧変えたりはしました。ただキャラモデル見てるときの違和感はまだ残ってるけど、ムービー中はかなり違和感なくなってきたという感じです。
なんだかんだいって徐々に慣れてきているし、今では『2期に入って作監が変わった』くらいの感覚ではあるのですが、グラフィックアップデート前のうちの子の顔がめちゃくちゃに、最高に好きだったこともちゃんと覚えておこうと思いまして、比較を出させていただきました。そして今見ても本当に大好き。
きちんとした比較のできる画像は用意しなかったのですが(したら絶対もっと細かい部分も気になると思うので)、まあこういう大きなアップデートがあった記念にね。
アップデート後のうちの子もめっちゃ好きですよ。
それと、グラフィックアップデートで全体的に、みんなの唇がすごいんですよ。
過度につやつやぷるぷるとかそういうことではなく、この唇の縦ジワとそこに光が当たってる感じ、わかります???
もうね、これに毎度ムービー中に誰かがアップになる度にうわああって言ってましたね。ガサガサに荒れた唇じゃエオルゼアに行けないぜもう。いや行ってないんだけどさ。
ほんとにグラフィック変わりましたねぇ。
次のパッチも楽しみですね
感想というか、ただただ思ったままに書くとこんな感じでしょうか。
今後のパッチでは、まだ回収されていない疑問点や今後への問題解決の道が示されることを期待して、次回パッチを待ちたいと思います。
個人的には、冒頭にチラッと名前が出ていた光鱗戦闘団との再会とかあっても嬉しいなと思っていますが、どうなんでしょうね。団長が行方不明だとかなんとか言っていたのでどうなるかわかりませんが。
以前から知っていた名前が出ると、敵であれ、おお、元気か! てなりますのでね。行方不明の光鱗戦闘団も、なんとか地元に帰ってきて、悪さしないでもトラルで平和に暮らせるようになったらいいんですけどね。
7.0のメインストーリーは終わりましたが、これから竜騎士以外の戦闘ジョブ、それにギャザラークラフターのレベル上げに装備作り、ミニオン収集などやることはまだまだ残っていますのでね、急がずゆっくりやっていくつもりです。
初の現行どデカパッチということで記念に感想を書いてみました。またFF14関連でなにかをまとめて書くことがあるかはわかりませんが、機会がありましたらまた目を通していただければ幸いです。
それでは皆様も良いトラルの旅を!
FF14黄金のレガシー公式ページはこちらから
今ならLv.70まで遊べるフリートライアルはこちらから
コメントを残す