みんな、手帳は持ったか
手帳使ってますか、みなさん。まあわたしも1年365日使い倒してるかと問われると口を閉ざさざるを得ない側の人間ではあるんですけど。
そんな手帳真面目に完遂できない民も心躍る、この手帳会議シーズン。あちこちから手帳会議の声が聞こえてきますね。良きかな良きかな。
店頭には数多の綴じ手帳が溢れかえり、なんか奥の棚の方ではリフィル難民の『ない! ない! トラベラーズノートのリフィルしかない!』という慟哭の聞こえるこの季節。他意はないです。トラベラーズノートも好きだよ。
踊らにゃ損損ということで、今年の手帳会議の記録を残しておこうと思います。ブログが来年のこの時期まで続いていれば、なにかの参考になるかもしれませんのでね。
タイトルからしておわかりかとは思いますが、今回全くゲームと関係ない記事となります。
ゲームのプレイ記録がメインのブログではありますが、『せっかくの記録の場があるならなんでも書いておきたい!』という、管理者のよくばりの結果です。ご了承ください。
今回の記事はこんなかた向けです。
参考になるかもしれないし、特に役に立たないかもしれません。本当に、事例のひとつとして見ていただければと思います。
今回は自分自身の来年以降の手帳のモチベや、躓いたときに立ち戻れるように記録を残していくということが主目的に記事を書きました。
が、なにしろここは文房具や手帳をメインにしたブログでありませんので、あまり手帳に馴染みのない方もいらっしゃることを想定して、なんならこれをきっかけに手帳に触れてもらえたらなぁという気持ちもあります。
あわよくばです。
書いて残すことの面白さとか、少し興味を持っていただけたら最高。
ここからわたしが実際に使っている手帳の実写写真が現れはじめますが、なにしろなんの準備もなく思い付きで撮影しているので全然綺麗な写真じゃありません。ご注意ください。
なんなら撮影者やスマホの影が全て写り込んでます。アットホームな素人撮影です。ご了承ください。
何故こんな準備不足で撮影して出してしまうんだろうって不思議ですか?
わたしも同じ気持ちですよ。
手帳運用、概要
細かい会議結果について書く前に、ざっくりとわたしの手帳運用方法についてご説明します。
すごく変わった使い方をしているとか、効率が良いとか、なんかこう使うだけで人生が好転するとかはないです。至って地味。わたしらしい。
まだ手帳にあまり触れたことないよ、という方にもわかり易くお伝えできればと思うので、手帳ガチ勢の方もあたたかく見守ってください。
手帳のタイプ
メインで使っている手帳(手帳沼に浸かってる方々の間だと母艦なんて呼ばれていますね)は、システム手帳です。A5サイズ。それなりに大きい。恐らく、一般的に『手帳』として流通しているものの中で最大クラスのサイズになります。
置き手帳としてのB5サイズもありますが、あちらはほとんどノートとしての扱いに近いのかな、という印象。
リフィル(中に綴じる紙)のサイズがA5という意味で、それらを束ねて包んでいるカバー部分はより大きくなりますので、もう体感はほぼB5です。
レイメイ藤井さんから出ている、『ダ・ヴィンチ グランデ ロロマクラシック A5サイズシステム手帳』というカバーを愛用中です。カラーはブラウン。
重厚で頑丈で、長く一緒に楽しめる手帳カバーだと思います。
2018年に購入して、A5サイズのシステム手帳はこれだけ。システム手帳カバーに関しては、いずれオーダーしたいと思っている夢の一品があり、いずれは現役引退となるカバーではあります。
ですが、退役後のポジションもちゃんと用意してありますし、今後まだまだお世話になる予定。なんなら破損して使えなくなるとか、そういう哀しい事態にならなければ一生こいつと一緒かもしれない。
それくらい大好きな手帳カバーです。
A5:大人になってからよく扱うことになるA4規格の用紙を、半分に折り畳んだサイズ。148×210mm。
B5:大人になるとあまり触れることのなくなるサイズ。小学校の指定ノートなどはこのサイズです(多分まだ多数派だと思う)。182×257mm。
公文書の規格がB5だったことで学校関連の紙サイズはB版が多用されるらしいですね。
ちなみにアナログで漫画原稿用を使って漫画描いていたりすると、付き合いが長くなるのはこちらのB版と呼ばれるサイズ。同人誌はB5、投稿用だとB4を使う。なんの余談だよ。
どこにでも持ち歩いて、サッと取り出してサッとメモ! みたいな世界観ではないのと、わたし自身が外に出る仕事ではないので置き手帳として使っています。外に出る際には小さいメモを持ち歩くか、スマホにメモしていますね。
リフィル
世にはそれはもう数多のリフィルが存在しますが、わたしが最も使っているのはライフのノーブルシリーズ、ノーブルリフィルA5方眼です。
もうね、これ。本当にこれ。これが大好き。
元々手帳の白い紙が苦手なのと、書き心地が良いのと、方眼の主張し過ぎない丁度良さ。本当に好きです。
パックに入っている保護用紙(商品リンクで見える赤い表紙部分)もA5サイズにカットして、ディバイダ―として使ってます。良い!
紙がしっかりしてるからなかなかくたらなくていい仕事してくれます。
リフィルと同じ穴が開いてるので、ズレもないのがまた良い……(海外リフィルとかで特大穴だったりするともうお前とは仲良くできないかもしんない……と初対面で心閉ざしてしまうところあるので、ここ大事)。
大半はライフのノーブルリフィルに手書きでページを作成し(作成するといっても、せいぜい罫線引いて数字のスタンプ押すくらい)、カレンダー形式のマンスリーとガントチャートに関してはダ・ヴィンチシリーズのリフィルを使用しています。
書き方
詳しくは後述しますが、デイリー部分(日付を冠してその日その日に書く部分。デイリーとかジャーナルとか呼んでます)は、バレットジャーナルと呼ばれる書き方に近いような、それを崩したような、でもタスクや予定についてはあんまり記述しない形になっています。
とにかくなんでも箇条書きで書いていく、とでもいいましょうか。タスクや予定以外についてあまりなにも考えずにだらだら書くスタイルです。
ふと思いついた『後であれやろう』と思ったこともメモはしますが、それをタスクにはしないっていうんですかね。チェックボックスとかつけないで、ただのメモにします。
バレットジャーナルについては以前やっていました。本も買って読みましたね。
※Kindle Unlimitedだと電子版は無料で読めます⇒こちらからどうぞ。
ただ、ちょっと自分には合わないかなという部分もあって、今の形に落ち着いています。
この辺が理由でしょうか。
予めページ数を確保したりすることが難しく、本家バレットジャーナルで勧められている(であろう)綴じノートでの運用がとにかく厳しかった。
綴じノート自体は大好きなので、段々埋まっていく様も前のページに戻って読み返したりもとても楽しかったんですがね。
上記に加え、別のページを見ながら他のページに記入したいということもよくあるのでシステム手帳が合っています。組み換えもページ補充もいくらでも自由にできるので、文字量ムラにも対応可。
予定やタスクに関してはデイリー以外の部分で管理しています。
予定はマンスリーや年間計画、タスクはウィークリーで扱う、という感じ。
手帳構成考察
さて。ここからいよいよ会議の結果をまとめていきます。
システム手帳には綴じ込んでいるパーツ毎に、運用の仕方、来年ここはどうしていくかについて書いていきます。
こういうのを考えるのもまた楽しいんだ、手帳は。
手帳に綴じられている順でご紹介します。
やりたいことリスト/欲しいものリスト
運用方法
単純にそれぞれ思いついた分だけ箇条書きしています。
堂々のシステム手帳先頭に鎮座するページ。
書けば叶う的な意味合いはゼロで、忘れるので目立つとこに書いておいてるもの。
チェックがつくことは稀なのですが、やっぱりこれがあると楽しい。手帳をぱらぱら捲ってみる時間にも眺めることが多いです。
しばらく見ることを忘れていて、ふと思い出したときに見返してチェックがつくこともあり、なかなか侮れないページ。
実行できたこと、買えたものにはマーカー引いてます。
2025年への採用
2024年にA5手帳に出戻った関係で今年の手帳スタートに合わせて作ったページですが、内容は『2024年にやりたいこと』『2024年に買いたいもの』というわけではありません。やること、買うことに期限もないので、このまま2025年のリフィルにも綴じることにします。
チェックをつけてリストを埋めていくことも勿論ですが、項目が増えることも楽しみにしたいページ。
月間予定表(見開き6ヶ月)
運用方法
こちらは月ごとの予定やイベントを書いておくところ。
見開き6ヶ月。あまり先のことは書かないようにしています。大体来月~再来月を目安に書いておくような感じ。
もっと先だけどわからないとか、まだ書くような時間じゃないけど忘れたくない、とかは付箋対応です。
予定ズレた、なくなった、で書いたことに取り消し線入れたりまた書き直したり、というのがあんまり好きではないことが検討の末に明らかになったので、今年から付箋をよく使うようになりました。めちゃくちゃ快適です。
関わるのが自分だけではない予定の場合、どうしてもバラしてもう一度組み直し、ということは100%避けられないので、最初から付箋で流動的にしておき、実際起こった・完了したら書くという前提にしています。基本は。
あまり気にならないことや絶対ここだろうと思ったら直接書いてしまいますけどもね。
そこはもう適宜対応ってことで。
2025年への採用
そもそも手帳に時間を割けていなかった期間があったんですが、そこを除けば大いに活躍してくれたページです。2ヶ月、3ヶ月先を見ながら付箋で予定を組み替えていけるのが、実に有用でした。
2025年も継続して使います。
マンスリー
運用方法
ダ・ヴィンチシリーズのマンスリーリフィルを使っています。
正式名称は『ダ・ヴィンチ リフィル 2024年日付入 A5サイズ 月間-3(インデックス付)』かな。
ダ・ヴィンチシリーズリフィルの、月間-3です。ダ・ヴィンチシリーズは種類がたくさんあるので、ネットで見本見て良さそうなものを見つけたら必ず種類をメモしておきましょう。それか品番。
一言に『ダ・ヴィンチシリーズのマンスリー』といっても、たくさんあります。手帳初心者さんならなおのことお気を付けください(月間と名がつくものだけで6種類あります)。
インデックス要る? という意見もありましょうが、あったらあったでやっぱり便利です。どうしてもボロボロにはなってきてしまいますが。
そして現物を見ていないとイメージしにくいところかとは思うのですが、月間-1と月間-2、こちらのほうがお値段お安くて良いのでは? と思ってしまう罠があります。ここに、罠があります。
月間-1と月間-2には、トモエリバーという紙が使用されています。
こちら、薄くて嵩張らない、つまり詰め込まれがちな分厚い手帳が抱えることになる『重さ』の問題を解消してくれる素晴らしい紙ではあるのですが、いかんせんその、本当にすごく薄いんですよ(薄さだけが特徴の紙ではないんですよ、念の為)。
薄さが凄いところではあるものの、何度も見ることになるマンスリーパートを1年間任せるにはどうにも心許ないところがあります。あくまでもわたしの感覚なんですけれども。
紙一枚に堅牢性という言葉を使うのが適当かわかりませんが、薄い紙と厚い紙、どちらが耐久性に優れていそうか?(あくまでいそう、の感覚)を考えたときに、ここは薄さ・軽さとトレードオフの関係にあることを念頭に紙選びをしていただきたいと思います。
薄さ・軽さをとりたい、でも破れなんかも気になる、といった場合にはシールでの補強などを取り入れるのも手です。
破れて大変になるのは大体パンチ穴まわりです。薄手のリフィルで何度も捲るページには事前の予防策としてこういったものもかなり有効かと。
勿論シールでの補強を行った分、ページ毎の嵩が増すことが考えられるので書き心地が変わる可能性があることや、リフィル全体では厚みが増すことも考えておきたいところです。
この手のマンスリーリフィルに必ず存在するといっても過言ではない、1年(+翌年の数ヶ月)分の1ページカレンダーについては、終わった日を塗り潰していく形で活用してみることにしてみました。
2024年から思い付きではじめてみたのですが、これなかなか良いです。わかりやすく今年の残り日数が減っていくのが恐ろしくて良い。
大体どのリフィル・綴じ手帳にもあるページだと思うので、このページあんまり使い道ないんだよなぁという方にはお試しいただきたい。
残り日数見て震えること間違いなし。
2025年への採用
2025年もダ・ヴィンチリフィルのA5月間-3を使っていきます。正直、今のところこれを超える日付入りマンスリーリフィルが見当たらないので変えることは考えられないですね。
わたしの欲しい要素がちゃんと入っていて、レイメイ藤井さんにしっかり月間部分握られています。ありがとうございます。
2024年では見開き左端の縦に日付が並んでいる欄があまり上手く使えなかったので、ここをどうにかできないか、年内に少し実験していきたいところです。
年間目標ページ/月間目標ページ(見開き6ヶ月)
運用方法
一応、寿命が尽きるまでにこうしておきたい、という人生の目標のようなものがあるんですが(やりたいことリストと重複する内容も多いですが、こっちのほうがより大きめの内容だったり工数のかかる内容のもの)。
それを細分化して2024年中にやっておくのはこれとこれとこれと……と書き出したものがこちらのページになります。ただやることを羅列してるだけなので写真撮るほどでもないので、そちらは割愛。
ただちょっとここはすごく問題児になったパーツでして……。
そもそも目標の立て方というか、実現のためのステップ分けの部分で大いに躓いていたのに気付いていなかったところもあり、つまるところ失敗でした。ほんと大失敗。
目標立てと、目標に至るまでを『これやってれば辿り着ける』状態のステップに細分化していく作業をもう一回やり直さないといけないなと手帳会議で結論が出たので、ここは今回評価できない部分になりました。
大元となる部分がバカの書いた計画書だったので、勿論そこから落としこまれていた年間ページも月間ページもダメでしたというところですね。謝ってほんとに(誰に)。
本当はね、こういうのはね、『積み上げさえすれば至れる』というステップを作っておくことが正しい目標と計画の立て方だと思っているのでね、よろしくなかったですね。
2025年への採用
理想の使い方は、人生の目標立てる(超長期目標)⇒数年単位に分割(長期目標)⇒年単位(中期目標)⇒月・週単位(短期目標)と細分化して週のやることを明確にして、あとはやっていくだけというものだったんですけど……。ちょっと計画するだけの頭がなかったかな(テヘペロ)(反省の色が無いのでやり直し)。バカが露呈したなぁ。
急いでやるのもダメなので、これは2025年始まる前にとか考えず、ゆっくり時間とれるときに落ち着いてやっていこうと思います。
なにかしら指針がないといくらでも駄目になれる人間なので、こちらはできあがり次第2025年のリフィルにも入れていきたいと思います。
月別目標/振り返りページ(見開き1ヶ月)
運用方法
前項のより詳細な月の行動目標と、それを振り返るページですね。
3月以降は大惨事になっていたので2月の写真で……。モザイク越しでもあんなもん出せんという羞恥心です。無知蒙昧ながら羞恥心は心得ておるよ。
すごく良いページではあると思うんです。結局月末に限らずではあるけど、この月どうだったとか振り返ることに日付で区切った記録をとっている意義もあると思うので。
本当に、根は良い子なんですよみたいな言い方でアレなんですけど……良いページなんですよ。ほんとにほんとに。
2025年への採用
前項で書いたとおり、大元がコケたのでこちらもやはり運用自体は上手くいきませんでした。ただ、大元がコケただけといえばそれだけの問題な気もするんです。
むしろ、足掻いた痕跡が見られるので手帳会議内での反省に大いに役立ったページでもあるんですよね、ここ。意味のないページなんてないんだって、そう、手帳沼の人間ならわかるんだよね……怖いね。
とにかくなにが悪かったかは明らかになったので、内容についてはともかく、該当するページは2025年にも作っていく予定です。
頑張ってほしい。書くのはわたしだけど。
ウィークリーページ(見開き1週間)
運用方法
見開き1週間での予定、イベントごと、やったことを一覧にするページです。
昔から見開き一週間のボックスタイプが好きだったのでこの形を採用しました。
が、まあ書くことのムラがそれぞれの週でバラつきすぎたことと、定規使う回数が多いなっていうことで、現在は1ページ4週間の形に修正されました。
日々のいろんなことはデイリージャーナルに書きこんでいるので、ここまでのスペースは必要なかったんですよねぇ。
このくらいならいいかなぁという感じ。書く余力があるときにはその週の反省も書き込みます。ないときはない。それでいい。
2025年への採用
定規を使う回数が多い(勿論その際のリフィル取り外しの手間なんかも増える)ということで見開き1週間から見開き8週間にまでスケール感が変わりましたが、これは良い変更だったかなと思います。
面倒くさがりなので、続けていけそうなサイズ感にしていくのは大切。
現在の見開き8週間の形で2025年も継続していきます。
ガントチャート
運用方法
ダ・ヴィンチシリーズのマンスリーリフィルのガントチャートを使用しています。
こちらの正式名称は『ダ・ヴィンチ リフィル 2024年日付入 A5サイズ 月間-4(ガントチャートタイプ)』ですかね。
A5サイズ手帳を離れていた間にもガントチャートは同サイズを使っていたので、4年目のお付き合いになるかと。
ちょっと他と同じようにカエレバからの商品リンクが探せなかったのでAmazonのリンクを貼っておきます。
↓こちらから。
レイメイ藤井 手帳 システム手帳 リフィル 2025年 A5 ダヴィンチ 月間4 マンスリー DAR2543 2025年 1月始まり
使用方法としてはプロジェクトの進行管理ではなく、習慣化したいことの記録『ハビットトラッカー』として、それから体調チェックにも使っています。
基本的に『チェックが入るほど良い』ように項目を設定して、一面にチェックしたいというページですね。
『市販の鎮痛剤を飲んだ』という記録も大事ですが、たくさんチェックが入るほど良いページにしたいので、『鎮痛剤を飲まずに済んだ』という項目にする、という感じ。
チェックには5mmサイズのカラーラベルシールを使用しています。マーカーで塗り潰すにはちょっとマスが大きいんですよね。この面積頑張って塗ってたら裏抜けしそうですし。シール貼るの楽しい。
2025年への採用
項目がかなり月によって変わってしまうことがありトラッカーとしてブレた、あとは単純になかなかチェックをつけられないことが多くて残念な月が多くなりましたが、チェックついているところは眺めれば気分が良いので、これも2025年継続していきたいページです。
2024年はチェックに金色のカラーラベルを使っていたのですが、2025年はピンクにしてみることにしました。
ちょうど金のカラーラベルがなくなりそうなタイミングでもあったので、思い切って色変えを試してみます。
金のカラーラベルもたくさん貼るととても綺麗なんですが、ガントチャートの色味がクリーム色なのでちょっと目立たなくてですね。次は目立つカラーにしてみました。
この辺ですね。5mmサイズのラベルだと、ガントチャートの枠内に少し余裕を持って貼れるサイズ感です。びっしり貼れると気持ち良いと思いますよ。そこまで貼れたことありません。
いろんなカラーのアソートになっているものも見かけるので、月ごとに色を替えていくのも楽しそう。
デイリージャーナル
運用方法
記事の冒頭でご紹介したとおり、バレットジャーナルが崩れたような、最早面影もないみたいなものをデイリージャーナルとして毎日書いています。
一日のはじめに前日との区切りとして罫線を引き(手書きでよれよれの線 でも気にしない)、日付けのスタンプを押して、曜日を記入し、そこから日々のことを書き始めます。
ご覧のとおり、文字量は日々違います。特にノルマは設けていません。
日付スタンプにはこちらを使用しています。手帳のあいぼうシリーズの、すうじ。
これ、透明ケースにゴム印が入っているんですけど、どこにも商品名やメーカー名が入っていなくてちょっと検索に手間取りました。そしてその中でメーカー欠品中らしい情報を見かけまして……。
確かに店頭でも、以前あれだけたくさん見かけたものがないな? とは思っていたんですよね。まさか廃番……? 今のが使えなくなったらどうしよう……。ゴム印ですから当然寿命は来るしな……えっ怖……。
ケースに入っている見た目も含めて大変気に入っています。スタンプされる文字も可愛い。
写真に写っているスタンプ台はこちら。シヤチハタ スタンプ台 小型 黒。
印面が小さいので、小型で充分。LIFEノーブルリフィルで裏写りしません。大助かり。
ジャンルを分けず、予定とタスクを除いてなんでも箇条書きで書いていきます。箇条書きとはいっても、一文なこともあればひとつの項目に長々半ページ使うこともありますね。
逆にスタンプ押すまでして、なにも書かず一日が終わることも。次の日『なんでここまでして何も書かないの……?』と不思議に思うこともザラ。
書く文字量にムラがあるので、一日一ページタイプの綴じ手帳やリフィルはどうにも性に合わなくてバレットジャーナルに流れ、でもタスクを書き写していくことに馴染めず、今に至りました。
日が空いたりしても詰めて書き始められるので『何も書いてないスペース勿体ない』と思わずに済むし、ごっそり予定先送りすることが続いても『めんどくさい……』とならずに済むので、わたしには今の形がとてもラクです。
文字量が少ない日、なんなら何も書かない日もあまり気にしないことにしてます。正直気にはなるけども。紙が無駄になってないからいいや、と思っておくことにしてますね。フゥ~良かった~この書き方にしてて~マメじゃないわたしに最適~くらいの気分で眺めてます。常に己との戦い、ここは。
自然と毎日しっかり手帳書ける人、尊敬します。本当に。
2025年への採用
2025年もこのスタイルを継続していこうと思います。
ずっと手帳との付き合い方ジプシーを続けてきた身として、今のやり方がいちばんしっくり来ているというか、無理がないというか、ラクなんですよね。来年もこれでやっていこうと思えたことがこの数年なかったもので、なんだか胸アツ……(手帳難民感極まる)。
システム手帳外:ウィークリーバーチカル
運用方法
こちらはシステム手帳の外で、記録の補助として使っているノートになります。システム手帳に綴じているリフィルではないのですが、一緒に運用しているので一応。
※リンクは2025年版です。
見開き1週間で時間表記のある、バーチカルと呼ばれるタイプの日付入りノートです。
1月1日週~12月31日週まで。こちらで週内の時間の使い方について記録しています。
大体こんな感じ。リアルタイムで記録をつけながら過ごすことは無理なので、1日の終わりや週末など、まとめて記録を書くことが多いです。
行動の分類についてもかなり適当といいますかざっくりしているといいますか……例えば朝起きて、別の集計したい行動を始めるまでの時間は全部まとめて『睡眠時間』に含めてしまっていたりします(ぼんやりしていたり家事していたりうさぎなでていたりとかも、朝の時間帯は全部ここに入れてしまう雑多ぶり)(あと計測止め忘れていても気にせずそのまま記録しています)(雑)。
きちんとした睡眠時間の計測はスマートウォッチがしてくれているので、これはなんとなく眺めて『ふ~ん』となるもの、という位置づけにしています。正確に記録を書こうとするとスペースも時間軸の分割も足りな過ぎるってことになってしまいますので。
ふわっとしたものとして割り切っています。なんなら最近は睡眠時間的なものの記録しなくていいんじゃないかと思い始めたくらい。
これを見ながら時間の使い方ああだこうだとやるのが本当は建設的なんでしょうけど、正直眺めて『うわ~記録がある~楽しい~』と思うだけです。なんなら抜けがあるままなにがあったかも思い出せず、記録上は空白の数日間を過ごしているところとかもありますしね。
いつかはしっかり記録をとってそれを何かに役立てられたらいいのですが、今のところは記録するだけで満足しているし精一杯というところ。まだ経験を積んでいる段階って感じですね。
2024年の手帳準備の段階で、この記録用に候補に挙がっていたのはジブン手帳でした。
ただ、実際に手帳が店頭に並び始めた頃に実物を見て気になったのが、紙が薄いなっていう……(紙厚気にしい奴ですすみません)。
記録の形式的に、マーカーでの色分け要素は欲しいと思っていたところだったので裏写りがどの程度かも読めず、どうしたものかと思っていたところキャンパスのウィークリーバーチカルを発見したのでした。
正直、まだまだジブン手帳への未練はあります。
24hの表記があるし、方眼できっちりどこからどこまで書くか区分けされてるし、簡単に気分や調子を記録しておけるところがあったり、とてもコンパクトに機能が詰まっていて、非常に理想的。導入は見送ったもののとっても魅力的なので、いずれは移行することになるかもしれません。
2025年への採用
2025年はキャンパスのウィークリーバーチカルを使うことにします。
上記のとおりジブン手帳は非常に、非常に魅力的なのですが、あれだけギュッといろいろ詰まっている以上こっちも詰めたくなる(そして詰められないとがっかりする)のは目に見えているので、他の運用がしっかりすることが導入の前提かなという気がします。
まだ、お値段も1/3以下のキャンパスウィークリーバーチカルで付き合い方の練習をしておこうかなというところですね。
もう一年お世話になろう。
その他アイテム
紙以外にシステム手帳に綴じているアイテムや、手帳と一緒に使っているアイテムについても記録を残しておきます。
タスクファインダーホルダー
こちらはA5のロロマクラシックを購入したとき一緒に購入してからの長いお付き合いの品。
タスクを書いたカードを入れて使うものですが、ブックマークとして使用しています。
あとはウィークリーからタスクの付箋を持ってきて貼っておくのにも使います。デイリージャーナルを書く紙リフィルに貼ってしまうと、見開きページを跨いだときに張り替え作業が発生してしまうので、デイリーにタスク付箋を持ってくるときはこれに一任してしまうのがラク。
硬質カードケースのような素材ではなく、柔らかい素材(厚手で丈夫なビニールのような感覚)なので、取り外しで割れてしまいそうな怖さもなく、大変使い易いアイテムです。おすすめ。
わたしはホルダー内になにかを入れることは殆ど無いのですが、ここにうさぎの写真を入れるのもいいなと思ってます(いつも見たい一枚を選べなくて結局実行できていないんですけど)。
下敷き
筆圧強めの民必携のアイテム、下敷き。
これがないと大変なことになります。わたしは。過去ページを読み返すことも多いので、そのときに悲惨な状態になっていることを避けるために、本当に必要。
単純に下敷きがあるほうが書きやすいということもありますしね。ブックマークを使用しない場合にはブックマーク代わりにもなりますので、どちらかはあると良いのではないでしょうか。
ファイルケース
クリアファイルのリフィル版ですね。
Ashfordのものを使っています。リングから取り外すことなく中身を出し入れできるので、小さなものを入れても扱いがラクです。
主にガントチャートに貼るラベルシールの保管や、外で書いたメモ書きをぽいぽい入れておくのに使っています。入れるだけなら上部から滑り込ませるだけなので、とりあえず入れておく場として有用。
ファスナーポケット
ファスナー付きのポケットも一応綴じてあります。
活躍する場面は少ないですが、やはりあると安心感がある。
前項のファイルケースに入れるにもさすがに小さくていつの間にか紛失しそう、というサイズ感のもの(印紙とか証紙とか)を入れるのに役立ちます。あとは単純に絶対落とせないものとか。
うちは置き手帳であまり外に持ち出すことがなく活躍の機会がないだけで、持ち歩かれる手帳に関してはこの手のアイテムはひとつ入っていると使い勝手がよくなると思います。
ペン
手帳に使うペンはユニボール シグノDX 0.38を使っています。
正直書き味はRT1が素晴らしくて大好きなんですけど。
これ。本当に好きな書き味。
ただやっぱり、ノック式とキャップ式のインクもちを比べてしまうと、どうしてもキャップ式を選ぶしかないんですよねぇ。ノック式すぐ終わる。替え芯どんだけストックしておいたらいいか、いつインクなくなって書けなくなってしまうかという不安に苛まれるくらいならということでキャップ式に落ち着いています。
キャップ式がとても書き味が悪いわけでは決してないのでね。むしろ大満足。
LIFEノーブルリフィルの方眼幅と書き味の塩梅で、0.38mmを選択しています。細い字のほうが好みではあるので0.28を試していた時期もありましたが、たくさん文字を書きたい場合の書き味は0.38mmかなと。
この辺はかなり個人差があると思いますので、いろいろ試してもらいたいところ。
ちょっと余談にはなるんですが。
個人的に既製品を自分の生活に取り入れたり、自分の中で評価したりする基準として、『手に入れ易さはどの程度か?』という項目がありまして。この項目がかなり重要なんですよね。
昔から肌があまり強いほうではなく貧弱だったもので、使えるものがだいぶ限られていました。そうすると自然と使うものを厳選するわけですが、いずれ『肌に合うものは手に入れ難い(売っている場所が限られている)』という問題に突き当たるんです。必ず当たる。
肌荒れしたくはない、でも常にこのライフラインを維持するには入手困難の壁を越え続けなければならない、という状況に陥るわけです。しかもやっと見つけたと思ったアイテムが廃番しがち。ここは地獄か。
これらの経験から、長く使うつもりのものほど『近場で入手しやすい、なんなら旅行先の知らない土地でもなんとか調達可能なもの』を探して選んで身近に置くようになりました。
更に言うと、『おばあちゃんになっても使えるものかどうか?』という基準もあります。
文房具に関しても同じことが言えるんですよね。
一時期関西圏に住んだことがありますが、ちょっと不便な地域だったこともあり、RT1の替え芯が、まあ手に入らなかったんですよ。もうこれが本当に特大ストレス。
勿論通販を利用すれば手に入るんですが、替え芯が万が一切れてしまうと遠出するか一日待たないとなにも書けないという不安感がとてつもないこと、手帳沼の方にはおわかりいただけると思うんですよね。しかもそういうときに限って書きたいことたくさんあるっていう。
話を戻しますと、このシグノDX0.38mm、替え芯が本当にあちこちに置かれています。なんならコンビニにもある。こんなに心強いことがありますか、否ない。
これからもこの日本中に溢れる替え芯を維持してほしいな~いつも身近にシグノDX0.38mmを、という気持ちで使い続けています。
付け加えると、耐久性も化け物級です。
親の仇か? くらいの握りの強さで文字書いていることで有名なわたくし、RT1の本体はダメにしましたが、今の本体は何年使ってるかわからないくらい使ってるのにピンピンしてます。
3コア生えてキル数積めてるドクター・ムンドくらい硬い、溶かせねえ(LoL的表現)。
長時間触るものですから、耐久性はめちゃくちゃ大事。
手帳、楽しいぞ
長々と使用中のアイテム紹介も含めて、2024年の手帳会議の結果をお送りしてきました。
手帳沼の外の方にもなるべくわかり易く細かくご紹介してみたつもりですが、どうだったでしょう。まあ本質はただの手帳好きの記録なので、あまり参考にならないかもしれませんが。
手帳って、やってみないと何が自分に合っているのかわからないジャンルだと思うんですよね。ゲームとかと違って、手帳で遊んでいる様子をちゃんと目で見て『面白そうだ』と感じて取り掛かることも難しいですし。
なので今回ご紹介したシステム手帳だけでなく、綴じ手帳、なんなら普通のノートやペラ紙でもなんでも、手帳として使ってみることをお勧めします。
『手帳』というとなにかしらの形があるものと思われがちですが、正直、なんでもいいんだと思うので。なにかを書いたものをまとめておいたら、それは手帳と呼べるものだと思います。
本と手帳の違いは、自分が選んで集めたものをまとめているという点。
つまり自分で作るという部分が、手帳の軸だと思っています。
売っている手帳の罫線も日付もチェックボックスも、全部自分が手帳を作っていく上での補助でしかないので、好きなものを選んで、なんなら自分で作って、試してみて、合わなければ別のものを使えば良いのです。
毎日手帳書くこともできないくせに偉そうに持論を語りましたが。ほんとにな。
まだ手帳に触れたことない、続かなくて持つことを辞めた、なんて方にも気軽に触ってほしいと思いまして、こんなことを言っています。
手帳弄りで楽しい時間を持っていただけるかたがひとりでも増えてくれたら、本当に嬉しいです。
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