この先頭の????はメタルスライムじゃないかと読んでる。DQプレイヤーの勘。

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また本記事ではDQ11Sのネタバレを含みます。DQ11S未プレイのかたは本記事の閲覧に際してはその点にご注意ください。
暗躍する替え玉
ウマレース
前回は、乗馬をしたことのないファーリス王子に、『お誕生日記念ウマレースで替え玉出走してくれ』とお願いされたところで終わりましたね。
ファーリス王子はやたらとにとくんの乗馬の腕をかってくれているようですが、なにしろ操作するのはプレイヤーわたし。ビリでゴールになった場合に備えて冒険の書に記録をしておこうと教会に赴いたところ、ファーリス王子のためにお祈りするおばあさんが。


ファーリス王子、有能だからって民に慕われてるわけではなく、ちゃんとシンプルに好かれてるんじゃないのか。こういう人がいるということは。
現状馬に乗れないくらい、別になんでもなさそうだけどな。期待を裏切りたくないっていう気持ちはよくわかるけれども。
騎士のひとりがケガをしたとかでシルビアがとんでもない空気抵抗のありそうな馬具つけて参戦というハプニングもありましたが、ウマレースは無事優勝。

シルビアが流体力学について知っていたら多分優勝はかっさらわれていたことでしょう。それともまだ年若い王子に配慮してくれたとか、お誕生日記念レースだから花を持たせようとしてくれたとか、そういうことなのか。その羽はヤバい。
何を考えているんだシルビア。

控室に戻ろうかというところで待ち構えていたファーリス王子、優勝をかなり喜んでくれました。
思い返せば、レースに出てくれと頼みはしても、優勝しろとは言ってませんでしたねファーリス王子。案外変なところで謙虚というか、高望みはしないというか、このラインを押さえておけばみんな納得するだろうみたいなところを狙うのが上手いのかな。そして純粋に喜んで賞賛してくれるところ、本当に根はいいやつなんだろうなという感じ。
そしてこの日はにとくんのこと、ちゃんと『にとさん』って、さん付けで呼んでくれるのね。王族なのにずいぶん腰が低いというかなんというか。
そりゃあ外野が持て囃すような能力はないんだろうけど、ファーリス王子にはファーリス王子のいいところがあって、これまで自分の外ヅラを維持するために部下の協力を得られる人柄と人心掌握の力があって、なんだかんだで全然有能な人に見えるんだけどなぁ。有能さの方向性が親や多くの国民が望むものと違うっていうだけで。
人から好かれそうだし外交面でも強くなったりする期待が持てるんじゃないのか、この人が王位についたら。騎士の国だから、それだけじゃいけない分努力は必要になるでしょうけれども。
サマディーの未来は明るそう。人望あればなんとかなるぞ、ファーリス王子。
控室で作戦が上手くいったと喜んでいたところに、勝利を労いにきたシルビアがやってきて、替え玉レースのことはバレてしまいました。『な~んだズルしてたのね』とは言われましたが、シルビアは知ってて来たんじゃないのかな。サーカスでも密談の主がファーリス王子だということに気付いていたみたいだし。
『できなくたって正々堂々やることが騎士道』、と真正面からの正論パンチを食らったファーリス王子は『みんなが嫌な気持ちにならないためだ』と反論。まぁ、どっちの言うこともわかる。ちょっと険悪な雰囲気になりますが、国王からのお呼び出しでその場は解散。
いいところで現れるサソリ
国王からお褒めの言葉を賜るファーリス王子の様子を見に来たところで、やっと虹色の枝をおねだりできることに。

ちらっと横目でにとくん一行を見て『来たか……』と呟いたファーリス王子のこと、一瞬疑いました。
また悪魔の子って告発されて追い立てられ、ウマレース替え玉の事実も闇に葬られるんじゃないかと、本当に一瞬疑いましたが、ちゃんとお願いしてくれる様子のファーリス王子。もし本当にやられたら、飛びついて羽交い絞めにしたまま人質として引き摺って連れて行くからな。
が、そこにタイミング悪く(いや、良く?)急報。

毎年恒例、この時期になると出てくるらしいサソリの化け物が今年も出たそうです。この時期いっつも出るってわかってるなら人を増やしておきなさいな。けが人まで出てるとのことで、今年こそ倒してしまおうとなったところで国王が白羽の矢を立てたのは、ファーリス王子。
ぶるぶる震えながら部屋に来てくれと頼まれたのでこっそりお邪魔すると、


華麗なジャンピング土下座。
明らかに初犯ではありません。こうやって部下の心を掴んでるんだな。
幼いころから過保護に育てられ、なんでもかんでも褒められて育ってきたので期待を裏切らないようなんとかしてきたという自身の半生について語るファーリス王子。この歳でここまで自分の人生客観的に語れるのマジですごくないですか? にとくんと同い年らしいけど、精神年齢だいぶ上なのでは。
よく自分を見ているんだな、ファーリス王子。過保護に褒めそやして育てられた身で、自分の力を過大評価しないで現実を見ることができるのって、だいぶすごいことだと思うけど。この腰の低さはどこから得たものなの?
サソリ捕獲はさすがに厳しいということで、またしても協力をお願いされたのでこれを快諾。ファーリス王子個人的に嫌いじゃないし、虹色の枝は必要だし、断る理由がありません。実際サマディーの兵士はそのサソリに手を焼いているんなら、誰かが退治したほうがいいんでしょうし。
準備ができたら合流する約束で、一旦別行動です。待ち合わせ場所は城門の前。
いよいよ戦いに赴きそうな話になってきたので街で装備を整えることにしましょう。
砂丘を歩く
シルビアが同行者に
城門を出てファーリス王子と合流すると、早速悲鳴を上げている直属の部下たち。

こうやって真正面から『なにしてるんですか!』って言われてるの、良いじゃないかファーリス王子。距離感◎。
王族と兵士っていう上下関係だけで支配してきたんだったら、こういう空気ないでしょうきっと。
合流したにとくん一行を兵士たちに紹介したファーリス王子は、サソリの住処への中継地点を教えてくれて先行します。兵士たちはげんなりした様子ながらも、一緒には行ってくれる模様。優しい。嫌だなあと思いつつも、放っておくわけにはいかないんだろうな。
一応王族の命令だし、というのはあっても命令に背いたところでファーリス王子のことだから厳罰はなさそうだし、どうにも『も~しょうがないな~』の空気感なのが、とても良いですね。
ファーリス王子を見送ったところで、シルビアが声をかけてきてくれました。
王子のことが気になるので、一緒に来てくれるそうです。

一旦同行者としてついてきてくれる感じですかね。早いところ正式にパーティーに入ってほしいんですが、いつになるんだろう。サマディーでのいろいろが終わったら仲間になってくれるのかな?(記憶にない)ベロニカとセーニャを仲間にしたばっかりだし、シルビアの加入はもうちょっと後ですかねえ。
砂丘を進み、魔蟲のすみかを目指す一行。
途中で見たでっかいモンスターはビビりまくって遠巻きにぐるっと一周回りました。

砂丘にいる恐ろしいモンスター一覧、みたいな本で紹介されていたワイバーンドッグですね。火力はそこそこ高いけど、体力・防御力はそこまででもなかったので倒せました。
ちょっとここで気になったんですけど……。
どうもうちのパーティー、柔らかすぎる気がする。
特にカミュ。何故かモンスターからのヘイトがとても高いのに、タンクできるほど体が強くなくていつも傷だらけになってる。
なんでだ? なんでこんなに攻撃されるんだ? なんかいけ好かねえみたいに思われてる? 胸元開きすぎですか?
しかしこれ対処のしようがないんですよねぇ。できる装備はさせているはずなので、レベルを上げてステータスが上がるのを期待するくらいで……。セーニャというヒーラーがいてくれるのでそこまで追い込まれることはないんですけど、先頭に立ってしっかり盾構えてるにとくんはほぼ攻撃される機会もなく突っ立ってる状態なので、ちょっとどうにかなってほしいところ。
鍛冶で作ったいい装備、基本的にカミュに回すようにしよう。
そして超個人的な仇敵、じごくのハサミに遭遇。

このじごくのハサミに関しては、イシスの少し東(DQ3)で出会った幼少期から恨んでおりまして、絶対に許しません。
事前に十分レベルを上げておくという思考もなく、無邪気にドラクエを遊んでいた幼いわたしをイシス目前でスクルト地獄からのなぶり殺しにするという悪行を働いた、この緑のカニ。絶対に許しません。

刑に処しました。二度と現れるな。
バクラバ石群
上記のデインの刑の写真にも写っているのですが、このバクラバ砂丘には『バクラバ石群』という場所があります。人工的に組まれたような大きな石の台座と、それを取り囲むように石柱が建てられている遺跡のような場所。
更にはそれをモンスターたちがぐるりと取り囲んで、なにかしている様子なんですよね。
これ、前回ちょっと思い出した、ボス絡みの場所ですよね多分……ここで呼びだすとか、そういうことだったかな……。
石群の内側には、遺跡調査をしている学者さんがいました。


クレイモランは氷漬けになっている国ですね。そこはプレイ動画を最近見たので思い出してあります。その辺でDQ11Sをプレイすることを決めて視聴を中止したので、前後のことはあんまりわかっていませんが。
なんか、街のから少し離れたところに大きな図書館がある国ですよね。そうか、学者さんとかの研究職が多い国だったりするのかな。
星……星ねぇ……なんか……ボスだよなぁ。確か。
確かにやったはずなのにこんなにも覚えてないもんか。もっと他の記憶はあるんですけどね。
とにかくここは必ず後々来ることになる重要スポットと見ました。覚えておきましょう。
サソリ討伐
魔蟲のすみかに続く細い通路に入ろうかというところにキャンプがあったので立ち寄ると、ファーリス王子たちも休んでいました。

あの口論をしたあとで、『あなたも来てくれたのか』って言えるのすごくない? 16歳でこれは感心しちゃうよ。もっと嫌そうにしてもいいくらいなのに。
この後のキャンプの様子でも、王族だからいいテントで寝るとかいうこともなく、兵たちと一緒に地面にごろ寝してていい感じです。
にとくんたちはキャンプの火を囲んで歓談。シルビアの『何故旅をしているのか?』という質問に、生真面目セーニャが勇者にまつわる伝説の解明、ひいては邪悪の神と戦う日が来るかもしれないと答えたところ、


信じてくれた~! 好き~~~~~!
やっぱ違えわ、器が。さすがシルビアだよ。
出会って間もない相手にかなり重要な旅の目的ベラベラ喋っちゃうセーニャもどうかと思うけど、セーニャなりにシルビアは悪い人間じゃなさそうって思ってのことかもしれないしな。
勇者=悪魔の子としてデルカダール兵から追われている立場であることを考えると、どう贔屓目に見ても迂闊だけどな。相手がシルビアで良かったね。
夜が明けていよいよ魔蟲のすみかに入り、決戦は間近。
前述のとおりちょっと打たれ弱さが心配ですが、なんとか頑張りましょう。

見た目のとおり攻撃力は高め。ただにとくんとセーニャがちょうどゾーン入ってたので、連携技の『聖なる祈り』で守備力を上げて割と安定して戦えました。
途中痛恨の一撃でヒヤッとしましたが、なんとか撃破(シルビアが戦闘始まったときに言っていた「痛い一撃に注意」ってこれのことだったのね……)。

最後はにとくんが会心の一撃で締めくくりました。主人公だね。
凱旋、そして次の目的地決定
デスコピオンを捕らえ、さあサマディーへ戻りましょう。
魔蟲のすみかを出発する間際、シルビアはファーリス王子に「本当にこのままでいいのか?」と尋ねますが、ファーリス王子はまだ『優秀な王子』のハリボテを捨てるつもりはない様子。まあ難しいよね。
でもファーリス王子が現状の自分の状態をある程度正しく理解していること、そしてそこに満足しているわけではないことを読み取ったシルビアは、もしかしたら見込みがあるかもしれないとちょっと認識を改めたようです。それか、最初からそうだと思ってたから確かめに来たのかな?
にとくんたちもファーリス王子に続いてサマディーへ戻ろうとしたところ、

えっ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 行っちゃうの!?!?!?!?!?!?!?!?!
なんでなんでなんでなんで! 嫌だ! ここは「一緒に戦ってみたら案外面白かったからこれからもよろしくね(タンタタンタタタタタ~♪ ンタタタタタタタ~♪)」って正式に仲間になるところじゃないのか!? アレ!?
失意のままルーラで戻ると、ファーリス王子の凱旋に沸きに沸いているサマディーの街。いいわね楽しそうで。こっちはシルビアに逃げられて意気消沈よ。
しかしそのお祭り騒ぎの中、捕縛されていたデスコピオンが拘束を解いて暴れはじめてしまいます(まあ生け捕りにして帰ったからには、一悶着起こるだろうと思ってたけど)。
集まっていた一般市民は「王子がいるから大丈夫だ!」とむしろ盛り上がりますが、いや、自分の命を守るために、戦う力のないみんなはとりあえず避難しなよと思うんですけど……。ゲーマーわたしは知っているぞ。これゲームが違ったら君たちちゃんとやられるてるんだぞ。ドラクエの序盤だから見逃されてるだけだからな?
一度は「自分は戦えない」と言うファーリス王子でしたが、またしても現れたシルビアの「騎士たる者!」の声に応えて彼なりに戦い、そしてちゃんと負けました。初めて戦うことができて、やっとここから彼の騎士道が始まったわけですね。
サソリには、シルビアが止めを刺してくれました。被害者はなく、とてもよかった。
王宮で、ついにこれまでのことを白状したファーリス王子。ウマレースの替え玉とサソリ捕獲の嘘もバレてしまいました。わたしがやりました。虹色の枝のためならある程度なんでもするぞ。
サマディー王と王妃も、一人息子に過度な重圧を与えて苦しめていたことを反省し、これからは考えを改めようと言ってくれました。いいお父さんじゃないか。溺愛の結果であって、息子を苦しめるのは本意ではなかったし今後はちゃんとしようと決意してくれたのならよかったですよ。愛故と言えばなんでも許されるわけじゃないけど、まあ今回はいいだろう。嘘があったとはいえ、ファーリス自身はそんなにひん曲がって育たなかったわけだしね。
そしてにとくん一行の目的である虹色の枝、こちらを頂こうとしたところ、なんと虹色の枝は行商人に売り払ってしまったという事実が発覚。売り払って得られたお金は、今回のお誕生日祝いの費用に充てられたそうです。サマディー、軍備以外のお金無いの?

そんな国宝を売り払っていいもんなのかという疑問は残りますが、どうやら次の目的地が決まったようです。ダーハルーネ。どこでしょうか。行けば思い出すか。
とにかく行ってみるべということでサマディーを発とうとしたところで、またしても城壁の上にシルビアが。

身軽だからショーの演出として高い場所から降りてくる……ということなのかもしれないけど、グレイグも崖の上好きだし、多分この世界の騎士は高いとこから降りてくるんだと思う。

『騎士たる者! 高所より現れろ!』ていうのがあるんだと思う。
シルビアは旅芸人として世界を回る中で、魔物に脅かされて魔物に苦しめられ、笑うこともできない人も見てきたという話をしてくれました。世界中の人を笑顔にしたいシルビアにとって、人々の大きな苦しみの源になり得る邪神を倒そうというにとくんたちは同じ目的を持つ者、というわけですね。
すごいよ。シルビアは与えられた宿命とか血とか全く関係なく、自分の目的のために邪神を倒そうという決意でこの旅に加わってくれるんだから。言ってみれば一般の人ですよ。やるぜ。

ついにシルビアが仲間になりました。嬉しい。
このSEが入ったからにはもう逃がさない。
仲間も増えたところでさあ出発と思ったら、シルビアから提案が。
虹色の枝を持った商人がダーハルーネに向かった後、船でどこかへ行っていた場合、定期船ではとても追いつけないしシルビアの所有する船を使おうというのです。ダーハルーネは港町なのね。……なんか覚えてるかも……(うろ……)。
とりあえず戦闘メンバーはベロニカとシルビアを交代、そしてシルビアの装備を整えたところで、今回はここまで。
いざ船旅、ダーハルーネへ
サマディーでのストーリーが完了しました。無事シルビアを仲間にできてよかった。一時はお別れして、またこの先のストーリーで正式に仲間になるのかと思って残念だったんですが、ただの焦らしでしたね。
ファーリス王子の告白をみんなで聞いた後、兵士たちに話を聞くと『王の目が覚めて良かった』という話が聞けるんですよね。
王子が生まれてから、これまでの素晴らしい騎士道精神を持っていた王が変わってしまったと嘆いていた兵もいたし、王と王妃も目が曇っていたんだろうなぁ。となると、やっぱりファーリス王子の見栄っ張り、というだけのお話ではないよね。
とにかく丸く収まってよかったし、ちょっとおかしくなっていた王族に対して、元は素晴らしい人たちだったのだからいつかは目覚めてくれるだろうと耐えていた兵士たちも大したもんですよ。
サマディー、良い騎士の国じゃあないか。多分後々砂丘でボス戦があると思うけど、平和に過ごしてほしい。
さて次の目的地はダーハルーネ。なんとなく記憶にある港町、あれがダーハルーネなんだろうか……いまいち自信がないですが、水路とステージがある街ですかね。そうだとしたら、確かね、大変なことになるはず。確か。すごいざっくりした言い方だけど、なんか大変なことになったと思います。全然違う街のことだったらどうしよう。
楽しみです。
ではまた次回。

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