勇者、旅立つ

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どちらかというと、どうデルカダール兵を料理してやろうかと考えていたとは言えない。

にとくんは純粋に悲しんでる
にとくんは純粋に悲しんでる

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また本記事ではDQ11Sのネタバレを含みます。DQ11S未プレイのかたは本記事の閲覧に際してはその点にご注意ください。

テオが遺してくれたもの

前回は大樹の根の力で、過去のイシの村に迷い込み、テオと直接話ができたところまででしたね。

いいやつすぎて心配

ところでDQ11S、毎度ロウがここまでのあらすじコーナーをやってくれるの、助かりますよね。

ロウによるあらすじ解説画面
ロードの度に教えてくれる

ひとりでやっているときは、後で書き起こしする関係で表示される文字は基本的に読み上げながらプレイしています。このあらすじ解説も同様に読み上げていて、「ああそうそうそんなところやってた」と思い出せるのでとても良いです。

これは書き起こしスタンバイして聞き流していたら、本当にロウが言ったのかと思ってびっくりした読み上げ。

言うわけがない

映像見てなかったので慌てて確認しました。ただの己の殺意でした。びっくりしたわ。
そして改めて驚くんですが、ゲームしながらなにを喋っていたかとか、なにを考えていたかとか、書き起こしの段階になるときれいさっぱり忘れてるんだなっていう……やっぱり記録は必要だわ。

イシの大滝へ

一旦殺意はしまっておいて、テオに言われたとおり、イシの大滝に向かうことにします。

旅の目的をしっかり表示してくれる冒険ガイド
冒険ガイドもありがたい

ロウがここまでのあらすじ教えてくれて、冒険ガイドが次の目的地教えてくれる親切設計だ。
子供の頃と違って、大人になるとRPGのプレイ間隔が結構空いたりしますから、こういう機能って大事なんだろうなと今更感じる。大人になってからだいぶ経ってるんですけど。本当に今更。

子供の頃、学校の先生にゲームの進捗について訊いてみたら、「先生たちはあんまり早く進められないんだよ」と言われたことを思い出します。
先生、今もゲームを楽しまれているのだろうか。

目的地はデルカコスタ地方ですね。
デルカダールへ向けてイシの村を出発した直後、探索であの辺までは歩いたんですが、デルカダール兵が通せんぼしていて入れなかった地域です。きっと今はあの兵士がどいてくれているんでしょう。きっとにとくんを探すためにな。そのまま突っ立ってれば手柄をあげられたかもしれないのに。運命は皮肉。

そして、そう、装備を確認していて思い出したんですが、カミュが左利きだったんですよね。
これわたし無印DQ11プレイしてたとき知ってたのかな? それを忘れているだけなのかな? 装備画面がなんか違和感あるなと思っていたら、利き手の関係でにとくんと項目の並びが変わるのね……細かいねDQ11S。好き。

適宜、討伐モンスターリストを埋めながら進み、イシの大滝へ。

テオとの約束から10年は経っていましょうが、三角岩は今も無事にありました。

イシの大滝、三角岩
あってよかった

大きな自然災害とかがなかったんですねきっと。よかった。

にとくんの過去

テオが埋めておいてくれたと思われる箱を開くと、二通の手紙が。

綺麗な飾り封筒
綺麗な飾り封筒

封筒のひとつは、実の母親であるユグノア王妃が遺してくれたものでした。
無事に生き延び、大きくなったのなら、親交国であるデルカダールを頼ること、にとくんを逃がすので精一杯であったこと、そして傍にいられないことを詫びる内容でした。
どのタイミングで書かれたのか、非常に時間のない中で書かれた手紙だと思いますが、本当によく無事に残っていたなぁ。

この手紙がなければ悪魔の子として追われることはなかっただろうけど、でも勇者という使命を負っていることを知るにも、また紆余曲折あったことでしょう。

もう一通の手紙は、テオからのものでした。
ユグノア王妃の手紙に従い、デルカダールへ向かわせたこと、何故勇者が悪魔の子と呼ばれているのかはわからないこと、こうなったら自分で真実を確かめるしかないということが書かれています。
そして、真実を確かめるために、道を開くものを授けてくれたのでした。

まほうの石
まほうの石

ある種隔絶された地域であるデルカダール周辺地域から離れ、世界を旅せよということのようです。ここは記憶にあります。デルカダール兵たちに追いかけられながら、旅立ちのほこらに駆け込むシーンがあったはず。

ここちょっと面白いなというか、感心したんですけど。

10年くらい前に未来から来たにとくんに会ったテオは、まだ小さいにとくんがいずれ成人したときデルカダールに向かえば、窮地に追いやられることを知っていたことになるんですよね。それでもペンダントを持たせて、デルカダールに行かせろとペルラさんに言い残していた。

デルカダールに行かせなければ、にとくんは追われることもない。でもその場合、デルカダールに行った、”未来のにとくん”とテオの目の前にいる小さいにとくんの未来は枝分かれするんですよね。成人の儀を終えてそのままイシの村に残るにとくんは、外の世界に出ることもなければ、真実を知ることもなくなってしまう。

ここを考えて、テオは、苦難に満ちた旅になることはわかった上で、にとくんをデルカダールに向かわせたんだなぁと。決断は辛いものだったと思うけど、きっと未来のにとくんを見て、信じたんだろうなぁ。うちの孫ならやれるだろうと。

めちゃくちゃいいお爺ちゃんだ……。

でも”デルカダールに行ったにとくん”は、小さい頃未来から来た自分に会ったことがないのなら、もう既に過去は分岐してるんだよなぁ……エマがスカーフを取ってくれた話をしていたから……いやでもエマの言う「あなたがスカーフをとってくれた」の差す『あなた』はにとくんであることは確かなので文脈としては矛盾してないけど……え、じゃあエマは全てを知ってるの?(怖いお話)

旅立ちの祠へ

デルカダール神殿潜入

ちょっとしたエマのパラドックスに陥りつつも、旅の方針が決まりました。
テオの助言通り、旅立ちのほこらに向かうこと。カミュもそれに同行してくれること。そしてカミュの戦利品、レッドオーブをもう一度手に入れるため、道中デルカダール神殿に立ち寄ること。

カミュ「レッドオーブが移されたのはこの道の先にある、デルカダール神殿だ。よろしくな、にと」
乗りかかった船ってことで、旅に付き合ってくれるらしい

(ブーメランキャッチ音熱烈ファンのわたくしとしましては)カミュが付き合ってくれるのは嬉しいんだけど、そもそもカミュは何を目的にレッドオーブ盗んだりしてたの? 本来の旅の目的は大丈夫なのかい?

占いだか予言だかで本当に目の前に勇者が現れたから、暫くはこの流れに身を任せようみたいな、そういうことなんでしょうか。
自由だなカミュ。

イシの大滝からデルカダール神殿までは大した距離ではありませんが、モンスターリスト埋めたり素材拾ったりして、真夜中に到着。すると中は異様な雰囲気です。

倒れているデルカダール兵
遅かったか(なにが)

あら~これはボス戦あるのかしら。記憶にございません。
でもこれ、レッドオーブ盗み出した後にデルカダールの関係者が見たら、また我々が悪いみたいな話になるんじゃないの。濡れ衣ばっか着せられるぜ……(盗むのは確かに我々ですけど)。

カミュ「いったい誰がこんなことを……」
遅かれ早かれではある

驚いた様子のカミュ。誰がやったかはわかりませんが、そいつがやってなきゃ、わたしがやっていました。
兵士たちは気絶させられているのではなく、みな命を奪われています。目撃者は誰もいないということか……。じゃあ、やれるな。

神殿の奥まで辿り着くと、案の定モンスターたちがレッドオーブを囲んで楽しくやってました。

レッドオーブを盗もうとしているモンスター
レッドオーブ見て楽しそうにしている
モンスター「ケケケ。こいつは楽な仕事だぜ。このオーブをあの方に渡すだけでほうびは思いのままって話だからな」
出た ”あの方”

あの方ねぇ……わかるぞ、あの方だな(既プレイ勢、余裕の腕組み)。

うっかりボス戦に突入してしまい、HP/MPも戻していなければ手前の部屋の宝箱も開けてない身ですので、全力総攻撃、大急ぎで戦闘を終わらせました。おれに、宝箱を、開けさせろ。

デルカダール神殿、ボス戦終了
これが報いだ

今回初の喋る敵とのボス戦だったわけですけど、すごいのね、めちゃくちゃ喋るの。ボス。
「ボミオ~ス!」って言うの。びっくりしました。どうしよう(戸惑い)。

無事レッドオーブを取り戻したところで、カミュが何やら意味深な発言。

カミュ「あきらめかけていたレッドオーブが今はこうしてオレの手の中にある……。にと。オレは確信したぜ」
カミュ「お前と一緒にいれば、いつかオレの願いは果たされるとな……」

ほう。

すっかりカミュの目的を忘れてしまってるんですけど(確かあのこと絡みだよな~というのは察している)、オーブを集めることがカミュの目的、或いは願いを果たすことの前提条件のようですね。
自由の身だから付き合ってくれてるくらいの認識だったけど、カミュの目的にもマッチしているなら、にとくんの旅に付き合ってもらうにも、なんか悪いなって気持ちが薄まるのでよかったです。

そして今はまだ、何が願いなのか教えてくれる気はないらしいです。もったいぶるねぇ!

この人のテンションが全く理解できぬ

神殿の出口あたりでデルカダール兵が大挙して押し寄せて、神殿を警備していた兵たちを殺したのはお前たちだろう! と濡れ衣着せられる(そして手にしているレッドオーブのせいで言い逃れできない)みたいなイベントがあるかと思いきや、すんなり脱出。
キャンプ地で一度休んでから、いよいよ旅立ちのほこらに向かいます。

追いかけられる記憶はあるから、この後なのかなぁと思っていたら、

崖の上で待ち構えていたデルカダール兵
崖好きだなぁあなた方

変な所で待ち伏せしていたデルカダール兵。さすがに待ち伏せじゃなく、追いついた形なのかな。それにしたってどこから出てくるの。

このまま逃げることになってしまい、近くの採集ポイントでアイテムが拾えない。
許しがたい、デルカダール兵。そしてグレイグ将軍。

テオからもらったまほうの石が光り輝き、旅立ちのほこらの扉を開いてくれました。

光る石大好き民、大興奮
光る石大好き民、大興奮

ほこらの扉が開いてくれなければ袋のネズミでしたので、これは危機一髪。テオが石を託してくれていてよかった。

それを見て更に追い縋るグレイグ将軍。

鬼気迫るグレイグ将軍
落ち着いてほしい

この人なんでこんなに勇者嫌いなの?

にとくんを逃がしてこの様子である
にとくんを逃がしてこの様子である

なんでこんなテンションで勇者追いかけられるんだろうこの人。王命であるからっていうのはあるんだろうけど、感情ぶつけ過ぎじゃない仕事に?
ここも詳細を覚えていないんですけど、姫が命を落としたのは勇者のせいだと思ってるとか、そういう話なのかな。

現実的な話をすれば、いかにデルカダールが大国とはいえ、地の果てまで追いかけるとなれば越境していくって話なんだけど他国との折り合いってそうそうつくもんなんですかね。勇者が災いを呼ぶ者って世界中の共通認識というわけでは(今のところ)ないんでしょ?
どういうテンションなんだろうグレイグ将軍……。多分冷静になったほうがいい……。老婆心ながら申し上げるよ……。

仕事に熱が入り過ぎているグレイグ将軍を振り切って入った旅立ちのほこらでワープした先には、見知らぬ景色が広がっていました。

カミュ「しかし……ここはどこだ?見渡す限り、なんにもねえぞ」
いよいよ外の世界

長く暮らしたイシの村の隣接地域だったデルカダール地方から、ついに飛び出したにとくん。初めての土地、初めての敵、初めてのダンジョン。やっとここから外の世界を旅することになるわけですね。

丁度ホムスビ山地(名前が美味しそう)に入ったところでキリも良いので、今回はここまで。

次回、ホムラ地獄めぐり

ゲームスタートから、イシの村からの旅立ち、お尋ね者としての旅立ちを経て、いよいよ別大陸(別大陸なのかわかんないけど)からの旅立ちということで、本格的な冒険の旅スタートという感じでしょうか。故郷も焼かれたことですし。

しばらくイシの村周辺には戻ってこられないのかな。そうなると、あの採集ポイントで何が採れたのかずっと気になったまま旅を続けることになるのか。
なんてことをしてくれたんだデルカダール兵っていうか、グレイグ将軍。本当にパーティー入りしても当分許さないからな。根に持ちます。

次回いよいよ新エリアです。といっても(プレイヤーであるわたしにとっては)全く知らない土地でもないし起こることは大まかに覚えているんですが、それでも今回のDQ11S、記憶が抜け落ちすぎて概ね新鮮なので楽しみです。

ホムラの里ではあの姉妹と出会えるはずなので、一気に賑やかになりますね。そして姉妹がパーティーに加入してくれれば、やっとにとくんがカミュ専属ヒーラーを卒業できそう(※何故かわかりませんがカミュのヘイトが高すぎて攻撃され続けるので、にとくんはMP回復アイテムを持ってホイミ係をしている現状)。

ホムラの里まわりのストーリーもなにやらいろんなことが絡み合っていろいろあったな……という記憶はあるのですが、それが一度目に来たときの話なのか、それよりも後の話なのかが判然としません。どうだったかな……。そこも含め、楽しみにしたいと思います。

デルカダール地方では辛いことも多かったので、ここから少し明るい話題が多くなるといいですね我がパーティー。

ではまた次回。

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にと
長年DQ3で生きてきた人間です。恒常ゲーは現在LoL(主戦場は橋)。好きなジャンルはRPGで、ゲーム以外ならうさぎと手帳が好き。 ごみ捨てに行くだけで筋肉痛になる、深刻な運動不足。
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